SBI証券でも人気上位のひふみプラスの辛口評価、積立NISAにはおすすめ?

カメでもわかる投資塾

ひふみプラスとつみたてNISA

投資信託を選ぶ時、一般的にはアクティブファンドよりもインデックスファンドを選ぶほうが良いと言われています。

なぜかと言うと、アクティブファンドは「コストが高いにもかかわらず、そのコストに見合ったリターンを出せてないから」です。

こうした理由から、短期的なリターンはともかく、長期的にはコストが原因でアクティブがインデックスのリターンを下回ると言われています。

この件については、「投資信託の手数料はなぜ高い?儲からない理由と間違いのないファンド選び」という記事に詳しく書いています。

しかし、その中でもほんの一握りのアクティブファンドは、長期的にインデックスファンドを大きく上回るリターンを出し続けています。

その代表例がレオス・キャピタルワークスの「ひふみプラス」という投資信託です。

ひふみプラスの輝かしい実績

資産増加

ひふみプラスは、レオス・キャピタルワークスという資産運用会社が展開している投資信託です。

カリスマファンドマネージャーの藤野英人氏が、テレビ番組「カンブリア宮殿」に出演したことをきっかけに人気が爆発し、一気に3,000億円の運用資産を超える巨大ファンドになりました。

ひふみプラスは以前から、アクティブファンドの中でも低いコストで運用されていることも、長期で高いリターンを生み出している理由です。

ひふみプラスの実績

徹底した低コスト
設立当初から、国内株式に投資するアクティブファンドの中では低コストで運用されており、顧客目線の設計だった

顔の見える運営
当初から、運営者の顔の見える運営を心がけている(透明性の高い情報発信を心がけている)

納得できる投資方針
ファンドマネージャーの藤野英人氏が1社ずつ企業訪問し、まだ評価されていない隠れたお宝銘柄を見つけてくる。投資家には、まだ評価されていない「実力ある隠れた企業」を応援できるという楽しみがある。

利回り
低コストとファンドマネージャーの実力の結果、直近5年間の年率利回りが27.35%という驚異的なリターンを叩き出す

テレビ出演
その実力や運営の姿勢、銘柄発掘の方法が評価され、テレビ番組「カンブリア宮殿」に出演

純資産
カンブリア宮殿の放送が公表で運用資産が3,000億円を超える

販売ランキング上位
投資に詳しい個人投資家が多数いる「SBI証券」の投資信託ランキングでも常に上位をキープ(その他の銀行や証券会社でも常にTOP5に入っている)

つみたてNISA採用
コストが低いため、つみたてNISAに採用される。つみたてNISAにおいて、金融庁が採用基準を発表した当時、条件を満たした「良い投資信託」はアクティブファンドについてはすべての投資信託の中でたった5本だけだった。ひふみプラスはその中の1本である

※記事執筆時点(2017年9月)の情報です

この中でも私が特にすごいと思うのは、ひふみプラスがつみたてNISAの採用基準を満たしていたことです。

つみたてNISAは、「本当に顧客目線の良い投資信託しか販売してはならない」という意思を金融庁が示し、金融庁が自ら「つみたてNISAで販売しても良い投資信託」に厳しい条件を設けました。

その条件が発表された時点で、条件を満たしていたアクティブファンドは、たった5本しかありませんでした。(低コストなインデックスファンドは50本程度だった)

日本で販売されている数千本の投資信託の中で、採用基準を満たしているアクティブファンドが5本というのは本当に悲しい現実です。(それだけ高コストな顧客目線ではないアクティブファンドが溢れていたということ)

もちろん、その後資産運用会社は改善を試み、実施につみたてNISAが稼動するタイミングでは、選べる投信本数はもう少し増加します。

ちなみに、金融庁がつみたてNISAを発表した時点で要件を満たしていたアクティブファンドは以下の通りです。

ひふみプラスを運用するレオス・キャピタルワークスでも、2017年8月30日のプレスリリースで、下記のように発表しています。

当社が運用する投資信託 ひふみ投信、ひふみプラスが2018年1月より始まる積み立て投資を前提とした少額投資非課税制度「つみたてNISA」の対象となる投資信託に仮確定いたしましたので、お知らせ致します。

レオス・キャピタルワークスの直販商品を購入したい場合は「ひふみ投信」、証券会社を通じて販売される商品を購入したい場合は「ひふみプラス」がおすすめです。

どちらも基本的なリターンは同じです。現在、純資産は「ひふみプラス」の方が数倍大きくなっています

チャートで見るひふみプラス

ひふみプラスのチャート

上記のチャートは、ひふみプラスの過去5年間の株価(基準価格)の推移を、日経平均株価とTOPIX(東証株価指数)と比較したものです。

日経平均やTOPIXの上昇率よりも、ひふみプラスの方が2倍以上の上昇率となっていることがわかります。

これを年率リターン(複利の年換算利回り)に直すと、過去5年間は年率27.35%で資産が増加し続けている結果となっています。(2017.9の記事執筆時点)

著名投資家のウォーレン・バフェット氏は、37年間継続して年平均22.6%のリターンを出し続けて、世界一の大富豪になったことで有名です。

年率20%のリターンを継続して出し続けることは、それくらいまれに見る光景です。

こちらの複利計算シミュレーターを使って、年率27.35%で5年間の複利運用をした場合、資産がどれくらい増えるかを試算できます。

複利計算シミュレーター

元金

金利(年)%

運用期間

グラフ
計算結果一覧を表示する

計算結果一覧

今後リターンは鈍化する?

少なくとも過去5年間は驚異的なリターンを上げ続けている「ひふみプラス」ですが、この高利回りが今後も続くかどうかは誰にもわかりません。

その理由は2つあります。

1つめは、今後日経平均株価が落ち込むなど市況が悪化した場合は、少なからずひふみプラスの株価(基準価格)も下がることが予想されます。

しかし、基準価格がどれだけ下がっても、TOPIXを上回るリターンを上げ続けていれば、長期的には一般的な大勢よりも早いペースで資産が築けます。

2つめは、ここ数年でひふみプラスの運用資産が大きくなりすぎているため、日本株だけでは魅力的な投資対象を見つけるのが難しくなってきていることがあげられます。

わかりやすく言うと、小さなベンチャー企業であれば毎年利益が2倍のペースで増えていってもおかしくないですが、トヨタ自動車のような大企業は毎年利益を2倍にすることはできないということです。

ひふみプラスも少しずつ大人になるにつれて、年率リターンが低下してくる可能性があります。

これを打開するために、ひふみプラスはすでに「外国株」に進出を果たし、マイクロソフト株などを保有しはじめています。

少なくとも日本にとどまり続けるよりも、外国株を組み入れた方がリターンは底上げできますが、これからも20%以上の年率リターンをあげ続けるのは、非常に難しいのではないかと私は考えています。

もちろん、将来のリターンがどうなるかはわかりませんので、私たち投資家はひふみプラスの実力を信じるほかありません。

ネットの評価は?

個人投資家のクチコミ

ひふみプラスはネットでも高い評価を獲得しています。

カンブリア宮殿でも「資産が2倍、3倍になった」というおばちゃんが登場していました。

もちろん、上記のシミュレーターで試算してみれば、その発言が嘘でないことはわかります。

ちなみに、ネット証券の

なら、ひふみプラスは100円から購入できます

楽天証券に関しては、楽天スーパーポイントを投資信託の購入資金に使うことも可能です。

ひふみプラスをつみたてNISAで買うなら

つみたてNISA

ひふみプラスの購入は、ネット証券がおすすめです。

ネット証券は、「つみたてNISA」基準を満たす投資信託も多数取り扱っています。

私が特におすすめだと思うのは、楽天証券とSBI証券の2社です。

楽天証券もSBI証券も、「ひふみプラス」を取り扱っており、いずれも購入時手数料を0円としています。

購入時手数料は、投資信託を販売する銀行・証券会社によって自由に決められるようになっています。(上限は3%+税)

よって、ひふみプラスを取り扱っている多くの銀行・証券会社では、最大3%+税の購入時手数料が必要となります。

楽天証券やSBI証券であれば、購入時手数料0円のノーロードでひふみプラスを購入することが可能です。

100円から買付ができる

楽天スーパーポイントで投資信託を買付

SBI証券、楽天証券ともに投資信託は100円から購入できるようになっています。

楽天証券に関しては、楽天スーパーポイントを使っての投信購入も可能となっており、少額で資産運用を始めたい方にもおすすめです。

両者ともに投信積立の最低金額も100円からなので、毎月コツコツと自動積立を行い、ひふみプラスで高利回り運用をするというのも面白いと思います。

毎月分配型ファンドにする方法

ひふみプラスで毎月分配金を実現

ひふみプラスのような高利回りの投資信託は、複利効果を最大にするため、毎月分配型にするのはおすすめしません。

実際、ひふみプラスも分配金は出さない方針をとっています。

しかし、年金世代の方などで運用資産を取り崩しながら増やしていきたいというニーズもあると思います。

そういった方におすすめなのが、SBI証券の投資信託定期売却サービスを使って強制的に毎月分配型投信にする方法です。

SBI証券は「投資信託定期売却サービス」を提供しています。利用は無料です。

このサービスは、保有している投資信託を、毎月・隔月などの一定期間ごとに設定した金額ずつ自動売却していくサービスです。

1,000円以上1円単位で設定できるので、自分がひふみプラスから毎月受け取りたい分配金の金額を設定しておけば、ひふみプラスを毎月定期的にしつつ運用を継続することができます。

信託報酬をさらに低くする

50代の投資家

私が楽天証券、SBI証券の2社をおすすめする最大の理由は、「信託報酬を実質さらに低くできる」からです。

両者ともにひふみプラスの購入時手数料を0円にしているため、他の金融機関で購入するよりもお得です。

しかし、楽天証券とSBI証券は、継続的に発生するコストである「信託報酬」をさらに低くする取り組みを実施しています。

楽天証券は「ハッピープログラム」によって、投信保有残高10万円につき4ポイントを毎月還元しています。

SBI証券は「投信マイレージサービス」によって、年率0.1%をSBIポイントで還元しています。

投信保有残高が1,000万円になると、毎年受け取れるSBIポイントが年率0.2%になります。また、インデックスファンドなどについては、還元率は0.05%に下がります。

つまり、これらの毎年もらえるポイント分だけ信託報酬が実質さらに低くなります

ハッピープログラムも投信マイレージサービスも、ひふみプラスに限らずすべての投資信託が対象です。

どちらの方がお得なの?

楽天証券の「ハッピープログラム」とSBI証券の「投信マイレージサービス」はどちらがお得なのか比較してみました。

▶投信保有残高10万円
楽天証券:毎月4ポイント(年間48ポイント)
SBI証券:年間100ポイント

▶投信保有残高100万円
楽天証券:毎月40ポイント(年間480ポイント)
SBI証券:年間1,000ポイント

▶投信保有残高1,000万円
楽天証券:毎月400ポイント(年間4,800ポイント)
SBI証券:年間20,000ポイント

▶結論
投信保有残高1,000万円未満においては、SBI証券の方が楽天証券に比べて約2倍のポイントを獲得できます。

投信保有残高が1,000万円以上になると、SBI証券のポイント付与率が年率0.2%にアップするため、その差は4倍以上に拡大します

ポイント付与率で比較すると、SBI証券の方がメリットが大きそうですね。

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