条件を満たせば手数料0円、カブドットコム証券の快進撃がすごいと評判

カメでもわかる投資塾

カブドットコム証券

カブドットコム証券は、三菱UFJフィナンシャルグループのネット証券です。大手金融機関の傘下ということで安心感があります。

投資商品も豊富に揃っており、様々な商品に投資をして資産運用したい方におすすめです。また、取引ツールの使いやすさにも定評があります。

カブドットコム証券は昔から取引手数料が高めの印象で、デイトレードのような短期売買をするための証券会社としては不向きでした。

しかし、最近はそういったデメリットも解消され、大口の投資家に対しては優遇手数料を設けるなどの快進撃を続けています。事実、カブドットコム証券のイメージはかなり改善されてきています。

カブドットコム証券で使えるサービス

カブドットコム証券のメリットやデメリットについてまとめます。
株式取引手数料については、運用スタイルや資産規模によって高い・安いと感じる方が分かれると思いますが、それ以外の商品などについては秀逸だと思います。

株式取引手数料は0円から

株式取引手数料

カブドットコム証券は株式売買手数料の大口割引を実施していることで評判です。また、初めて株の取引をされる方など、小額取引のコストも抑えられています。

約定代金10万円までなら90円+税で取引できます。その後は段階的に手数料が上がり、400万円以上の取引で3,690円+税が手数料の上限です。以前は手数料が高いイメージのあったカブドットコム証券でしたが、最近は非常にメリットのあるコストで取引ができるようになっています。

さらにカブドットコム証券では様々な種類の手数料割引を導入しています。

シニア割引
満50歳以上、60歳未満の方は現物取引手数料2%割引、満60歳以上の方なあら4%割引。

女子割
女性の方は株式現物取引手数料が1%OFF。

株主優待制度
東証一部上場企業であるカブドットコム証券の株式を保有すると、株主優待として最大15%の手数料割引。(保有株数と保有期間によって割引率が異なります)

auで株式割
kabu.com for auアプリを使っての売買は1%の手数料割引。

NISA割
カブドットコム証券でNISA口座を開設すると、継続年数に応じて1%~5%の手数料を優遇。

株主推進割引
カブドットコム証券と関連のある会社(例えば三菱UFJフィナンシャルグループやKDDIなど)など、「株主推進割引の対象銘柄」に限り、手数料最大50%OFF。

kabu.comカード
クレジットカード「kabu.comカード」を持っていれば、毎月取引手数料の1%~1.5%をキャッシュバック。(一般カードは1%還元、ゴールドカードは1.5%還元。年間の取引手数料が15万円以上ならお得)

評価したいのは、これらの手数料優遇は併用できるということです。例えば、50歳の女性がカブドットコム証券で取引をすると、「シニア割引(2%OFF)」と「女子割(1%OFF)」が合算され、トータルで3%割引が受けられる仕組みです。

カブドットコム証券が力を入れているのが信用取引の手数料です。約定代金10万円以下で99円+税、最大でも500万円以上で1,200円+税となります。

しかし、取引条件に応じて段階的に手数料の割引が受けられるのが、カブドットコム証券のメリットです。

前営業日の建玉残高、または前営業日の新規建約定代金が、

  • 3,000万円~5,000万円:手数料5%割引
  • 5,000万円~6,000万円:手数料30%割引
  • 6,000万円以上:手数料0円

となります。

さらに、プラチナプラン・ゴールドプランという超大口のプランも用意されています。

前月の建玉残高、または新規建約定代金合計が30億円以上
プラチナプラン適用。1ヶ月間の信用取引手数料が0円、さらに買方金利を0.92%優遇。

前月の建玉残高、または新規建約定代金合計が4億円以上
ゴールドプラン適用。1ヶ月間の信用取引手数料が0円、さらに買方金利を0.3%優遇。

この条件を満たすには非常に高いハードルをクリアする必要がありますが、圧倒的に低い信用金利と手数料0円で、ほとんどコストを気にすることなく株式取引ができます。

また、自動応答やオペレーターを通じて電話による注文も受け付けているのも、カブドットコム証券ならではのサービスです。電話注文についても自動応答による注文であれば、非常に手数料が安いです。

一方で、カブドットコム証券では定額手数料コースが存在しないというデメリットもあります。ネット証券の多くは「1注文ごとの手数料コース」と「1日の合計約定代金に応じた手数料コース」の2種類を用意しています。

1日の合計約定代金に応じて手数料が決まる「定額手数料」は、1日に何度も取引をするデイトレーダーに人気です。しかし、カブドットコム証券ではこの手数料体系が導入されておらず、あくまでも1注文1約定ごとの課金となります。

その分、株主優待や各種割引があるので、この辺りはそれぞれの取引スタイルによって損得が分かれる部分だと思います。

カブコムでは「プチ株(ミニ株)」の取扱もあります。取引手数料は少し高くなってしまいますが、例えば任天堂のような株価が高くて手がでない銘柄も1株から小額資金で購入できるのがメリットです。

プチ株は「プレミアム積立」の対象となっているので、毎月500円から1円単位で自動積立ができます。積立が継続されるほど手数料も割引され、手数料は最大50%も安くなります。

積立は銀行口座からの自動引落なので、手が出せない優良銘柄も毎月コツコツと積立て保有することが可能です。

自動売買並の多彩な注文方法

自動売買

カブドットコム証券は、注文方法の種類が多いことで知られています。特殊な注文ができる証券会社としては、マネックス証券が有名です。

しかし、カブドットコム証券はマネックス証券と比較しても圧倒的に多彩な注文方法が可能であり、自動売買に近い取引ができます。サラリーマンの方などで日中に株価の値動きが追えなくても、あらかじめ注文を設定しておくことで、条件に応じて半自動で株式の売買ができます。

トレーリングストップ
購入した銘柄の株価が上がるに従い、逆指値を切り上げていく注文方法です。100円で買った株が105円に上がったら逆指値を103円に設定、106円まで上昇したらそれに伴い逆指値を104円に訂正、最終的に株価が少し下がって104円に達したところで売り注文が発動し、利益確定ができます。

プラマイ指値
始値・終値・約定価格を基準として、その価格が設定値を上回ったり下回った時に注文を実行します。例えば、購入価格を5円下回ったら損切り、前日終値を10円上回ったら買い注文を出すなど。

リレー注文
もし保有株が売れたら、新規銘柄の買い注文を出す。という使い方ができます。例えば、現在保有しているトヨタ株を売って、その資金でソニー株を買いたい場合。リレー注文をセットしておくことで、もしトヨタ株が指定の値段で売れたら、その後自動的にソニー株に注文を出すことが自動的に行なえます。

Uターン注文
あらかじめ売り注文をセットしておくことができ、買い注文が約定したと同時に売り注文を出せる機能。

時間指定注文
注文の発注時刻や取消時刻、訂正時刻をセットできる注文方法です。14時までに約定しなければ指値を1円上げる。10時までに約定しない場合は注文を取り消す、14時50分の大引け前に新規注文を出すなど。使い勝手の良い注文方法ですね。

IOC注文
注文を出した後に約定しなかった分をすぐにキャンセルできる注文方法です。1,000株買いたいと思っても600株しか約定しなかった場合、通常は残り400株の注文がそのまま残ります。しかし、IOC注文をセットしておくと、買えなかった分はすぐにキャンセルされます。デイトレーダーなどにおすすめの注文方法です。

バスケット注文
株式現物取引、信用取引、先物・オプション取引を1つのバスケットとして登録しておくことで、一括で注文が出せます。例えば、トヨタ株を現物で100株・信用で100株持っているとして、これらをすべて売却したい場合、通常であれば別々に売り注文を出さなくてはなりません。しかし、バスケット登録しておくと一度に両方の取引が行えるので、タイムラグを最小限に抑えられます。

逆指値
狙っている銘柄が一定の株価を超えたら買い、または保有している銘柄が一定の株価を下回ったら損切りなど、設定した株価に到達したタイミングで注文を発動します。

W逆指値
保有している銘柄に対して2つの売り注文を設定できます。例えば100円で購入した銘柄が105円になったら利益確定、逆に95円になったら損切りなど、あらかじめ2つの売り注文をセットしておくことで、状況に合わせて自動的に保有株の売却が可能です。

信用口座を開設するだけで取引ツールが無料に

取引ツール

カブドットコム証券が提供している主力の取引ツール「kabu STATION(kabuステーション)」はリアルタイムの株価更新や詳細なチャート分析ができるツールです。

プロの個人投資家からの意見を積極的に取り入れて進化してきた実績があるので、その高機能さと使いやすさは評判です。

kabuステーションはカブドットコム証券が提供するツールの中でも唯一有料となりますが、信用取引口座を開設するだけでずっと無料で使えます。

信用取引口座は無料で開設できるので、株式信用取引に興味がない人は口座だけを作り売買する必要はありません。

また、信用取引口座を開設したくない人は「毎月1回以上の約定で翌月無料」、「預かり資産100万円で翌月無料」という条件を満たした場合でも、kabuステーションは無料で使えます。

信用取引口座を開設しなくても、運用資産が100万円以上あれば無料なので、ハードルは低めです。

カブドットコム証券ではその他にも無料で使える様々な投資ツールを提供しています。その中でも特に人気なのが「ウルトラチャート」です。こちらはカブコムに口座を持っている人は全員無料で使えます。

ウルトラチャートは40種類以上のテクニカル分析を行うことができる、チャートに特化したツールです。複数の銘柄を比較したり、シミュレーション、分析機能を活用したチャート研究もおこなえます。

チャートを使って徹底的にテクニカル分析を行いたい方に、プロ並みの機能を提供するのが、ウルトラチャートの特徴です。

IPO(新規公開株式)は少なめ

東証

カブドットコム証券はIPO(新規公開株式)の取扱もあります。

しかし、その取扱銘柄数や本数は少なめで、当たる可能性は極めて低いというのが正直な所です。私自身もカブドットコム証券で何度もIPOを申し込んでいますが、一度も当選したことがありません。

三菱UFJフィナンシャルグループである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」で公開を引き受けているIPOは間違いなく取り扱うのですが、その当選本数を調べてみると、あまり多くないというのが現実です。

抽選方式は完全抽選なので、資産残高や運用状況によってIPOの当選確率が優遇されることはありません。

手数料を無料化したフリーETF

フリーETF

投資信託の中でもETF(上場投資信託)は、信託報酬が低いため人気があります。

また、株式市場で自由に売買できるので、玄人の個人投資家ほど、一般的に販売されている投資信託よりもETFを好む傾向にあります。

一方で、ETFは売買に株式取引手数料がかかるので、約定金額によってはノーロード投資信託よりも手数料が高くついてしまうというデメリットがあります。

その問題を解決したカブドットコム証券の独自サービスが「フリーETF」です。

カブドットコム証券がピックアップした13銘柄に限定されますが、現物取引・信用取引・電話注文も含めて対象銘柄の取引手数料は完全無料となっています。

フリーETFの中には、

  • MAXIS JPX日経インデックス400上場投信
  • MAXIS 日経225上場投信
  • MAXIS Jリート上場投信

など、信託報酬が低い定番のインデックスファンドも揃っているので、このサービスは投資家にとってメリットがあります。セレクトされているファンドは、同じグループ会社である「三菱UFJ国際投信」が運用するMAXISシリーズが多いです。

イメージとしては、一部の株式銘柄の取引手数料を0円にしているという感じです。

なぜフリーETFによって取引手数料の無料化が実現できているのかというと、「協賛金」という名目で運用会社側から手数料に相当する費用を受け取っているからです。

フリーETFに参加しているファンドは、カブドットコム証券に協賛金を支払う代わりに、多くの個人投資家を呼びこむことができるので、ファンドの運用資産残高を増やせるメリットがあります。

投資信託の保有でキャッシュバック

キャッシュバック

カブドットコム証券で扱っている投資信託は約1,000本です。購入手数料が0円のノーロード投資信託はそのうち約半分程度です。

ネット証券大手のSBI証券楽天証券が2,000本以上の投信を扱っていることを考えると、その数は多いとは言えません。

しかし、カブドットコム証券の投資信託にもいくつかのメリットがあります。

その中でも特におすすめなのが「プレミアム積立」と呼ばれる500円からの投信積立です。

最低500円から1円単位で投資信託の積立ができます。銀行口座からの自動引落でコツコツと積立ができるので、初心者の資産運用にも活用できるサービスです。

また、投資信託の運用残高100万円ごとに毎月1ポイントがもらえます。このポイントは100ポイント貯めると1万円と交換できます。

運用資産残高が3,000万円以上になるとポイント還元率が2倍(100万円で2ポイント)たまるのでさらにお得。

仮にカブドットコム証券で3,000万円の投資信託を保有している場合、年間720ポイントが貯まる計算なので、毎年7万円のキャッシュバックが受けられます。

また、保有している投資信託を「信用取引、指数先物取引、指数オプション取引、FX」の証券担保や証拠金に使えるというのもカブコムならではのメリットです。証拠金に現金が必要ないので、資金効率を上げることができます。

スマホ・タブレットですべての取引ができる

スマホで取引

カブドットコム証券は、スマホやタブレットですべての取引ができます。

株式取引はもちろん、ミニ株(プチ株)や投資信託の購入、外貨建てMMFの買付など。

SBI証券や楽天証券といった大手ネット証券比較しても、こういった様々な投資商品がすべてスマホで売買できる証券会社はありません。このように考えると、カブドットコム証券はスマホでの取引と親和性の高い証券会社と言えます。

また、auとの提携により「kabu.com for au」アプリ経由での注文なら、取引手数料が1%割引となる「auで株式割」が使えます。

外国株式は扱っていない

海外株式

カブドットコム証券では外国株式を扱っていません。(米国株や中国株をやりたい方は、マネックス証券やSBI証券など、その他のネット証券で取扱があります。)

カブコムで取扱う外貨系の商品としては「外国債券」「外貨建てMMF」「FX(外国為替証拠金取引」の3つがあります。

外国債券の為替手数料は、米ドル建が片道20銭、ユーロ建が片道40銭と業界でも最安水準の為替コストとなっています。しかし、カブドットコム証券は外国債券の取扱本数は少なめです。条件に見合う債券があればお得、という感じになりそうです。

外貨建てMMFは南アフリカランド建てMMFやトルコリラ建てMMFなど、新興国通貨のMMFも取扱ます。こちらも同じく業界最安水準の為替手数料で取引できるので、外貨建てMMFにおいては競争力があります。

また、一定の手数料はかかりますが、外貨入金や外貨出金も可能です。手持ちの米ドルやユーロを直接カブドットコム証券に入金し、それらを証券口座で管理したり、海外送金に使うことができます。

FXのシステムトレードは業界トップ級のスプレッド

FX

カブドットコム証券では3種類のFX取引が可能です。

  • 店頭FX
  • シストレFX
  • くりっく365(CFD取引の株365もあり)

一般的なFX取引となる「店頭FX」は米ドル円スプレッド0.6銭、ユーロ円1.1銭と、業界トップの楽天証券に並ぶ水準の低スプレッドを提供しています。

しかし、カブドットコム証券が本当に力を入れているのは「シストレFX」というシステムトレードです。

全自動売買のシステムトレードで必要なのは、「ストラテジー」と呼ばれる売買戦略を選ぶだけ。様々なルールの売買戦略を組み合わせることで、誰でも簡単に独自のシステムを構築できます。

システムが稼働したら、あとは売買ルールに則ってシステムが自動的にFXの売買を行ってくれまうs.もちろん、バックテストを用いて本格的な検証を行うこともでき、自動売買システムの制度を改善することも可能です。

カブコムのシストレFXは、店頭FXよりもさらに低スプレッドで取引ができます。米ドル円0.5銭、ユーロ円1.0銭というのはネット証券業界でもトップ級の狭さとなっており、コストを気にせずFX取引が可能です。

いずれのFXも1,000通貨から取引できるので、小額でFXを始めてみたい方にもおすすめです。

信用取引口座を持っていても貸株サービスが利用可能

貸株

貸し株サービスを活用すると、保有している銘柄を貸し出すことで「貸株料」を受取ることができます。

貸株料の料率は定期預金よりも高いのですが、カブドットコム証券の貸株では一部銘柄に「ボーナス銘柄」が存在し、それらの銘柄を貸し出すことで年率1%以上の貸株料を受取ることも可能です。

通常、貸株サービスは信用取引口座を持っていると使えないのですが、カブドットコム証券の場合は信用取引口座を持っていても貸株サービスが使えます。

また、「自動優待取得サービス」を設定しておけば、権利日に合わせて一時的に貸株を中止してくれるので、配当金や株主優待も受取つつ、貸株による金利収入が得られます。

株主優待や配当目的で長期保有している銘柄があれば、貸株サービスに出しておくことで運用利回りをさらに向上させることが可能です。

証券担保取引ができる

証券担保

カブドットコム証券では、ネット証券では珍しい「証券担保取引」ができます。

保有している株式や投資信託を担保として、現金を一切用意せずにカブコムが提供している先物・オプション取引やFX取引ができるようになります。

レバレッジをかけて取引を行う先物・オプションやFXは本来、証拠金として一定の現金を入金する必要があります。

しかし、カブドットコム証券ではその代わりとして保有している株式や投信を担保に使えるので、資金効率を上げることができます。投資信託を担保にできる証券会社は珍しいです。

品質の証であるSLAと1秒保証

データーセンター

カブドットコム証券は自社でシステムを開発しており、サービスの品質の高さは業界でも随一となっています。

その品質を示すポイントとなるのが「SLA」と「1秒保証」です。

SLA(サービス品質保証制度)とは大量の注文が入っても常に遅延のない安定したシステムを提供するというものです。

SLA(サービス品質保証制度)
5分を超えて注文処理が遅延した場合には、仮に遅延がなかった場合に約定したであろう最良価格と比較し、顧客に不利な場合にはその差額を返却する制度。

1秒保証」は、株式や先物・オプションの注文1秒以内に取引所に取次ぐ「取次速度」の保証です。この保証制度を導入したのは、カブドットコム証券が業界初となります。

板乗り」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
パソコンやスマートフォンで株式の買付注文を出した場合、クリックした瞬間に私たちの注文が東証の板情報に反映されるわけではありません。注文から東証の板情報に自分の注文が反映されるまでに、多少のタイムラグがあります。

普段であれば気にならないタイムラグですが、デイトレードのように0.1秒が勝敗を左右する世界では「板乗りスピード」、つまり注文から板情報に反映されるまでの速度が重要視されています。

「1秒保証」とは、この板乗りスピードに対するカブドットコム証券の自信となります。「仮に板乗り速度が1秒を超過した場合、その注文の手数料は無料とする」というのが1秒保証の内容です。

カブドットコム証券では、万が一システム障害等によって顧客に不利益が生じた場合は、原状回復(証券事故処理)をするとしており、この保証制度を導入しているのは今のところ、ネット専業ではカブドットコム証券のみとなっています。

通常、ネット証券のシステム開発・運用は外部に委託されているケースがほとんどです。しかし、カブドットコム証券はネット専業では唯一、すべてのシステムを社内で開発しています。こうした点が、取引ツールの改善やSLAといったシステムの強化に繋がっています。

売買手数料などとは違い、数値では評価しづらい部分ですが、SLAや1秒保証があることで安心感はありますよね。ちなみに、「SLA」と「1秒保証」は、株式取引だけでなく先物・オプション取引も対象です。

100億円までの即日出金が可能

出金

証券口座の資金を出金する際、通常は3営業日程度の時間がかかります。

しかし、カブドットコム証券では「即日出金」が可能となっており、ゆうちょ銀行を除くすべての金融機関にその日のうちに資金を移動できます。

カブドットコム証券のメリットは、即日出金の上限が最大100億円未満となっていること。また、「三菱東京UFJ銀行・中京銀行・イオン銀行・じぶん銀行・池田泉州銀行」に関しては手数料無料で出金できることです。

ただし、デメリットとして上記の銀行以外の金融機関に出金をすると、1回あたり100円の手数料がかかってしまいます。この出金手数料は即日出金である、ないに限らず必ず必要なので、カブドットコム証券を利用するのであれば、上記の提携金融機関を出金先にすることをおすすめします。

同じような即日出金サービスは、楽天証券(マネーブリッジ)や松井証券も提供しています。しかし、楽天証券は即日出金の上限が500万円であり、対応金融機関も楽天銀行に限られます。また、松井証券も即日出金できるのは200万円までとなっており、別途「即日出金手数料」が必要となっています。

こうしたスペックを比較すると、即日出金においてはカブドットコム証券が最もスペックが高いと言えますね。

カブドットコム証券の口コミ

口コミ

カブドットコム証券を実際に使っている個人投資家の口コミをまとめました。

使いにくいという意見もありましたが、9つの証券口座を持っている人が最終的にカブドットコム証券を選んでいるなど、評判は上々です。

私もカブドットコム証券の口座を持っているのですが、特に使いにくいと感じたことはなく、中でもkabuステーションは良いツールだと感じています。

管理人のカブドットコム証券に対する意見

管理人の評価

取扱商品数は非常に多いのがカブドットコム証券のメリットです。商品の内容によって手薄になっているものや、逆に強みを持つ商品などがあり、メリハリをつけている印象です。

特に、多彩な注文方法やプレミアム積立、フリーETF、信用取引手数料の大口優遇、そしてシニア割や女性割などはカブドットコム証券独自のサービスであり、いずれも個人投資家目線のメリットが大きいサービスです。

また、プロの個人投資家から意見を集めてアップデートが繰り返されている「kabuステーション」はプロ並みの高機能を有しており、チャート分析に特化した「ウルトラチャート」とともに評判となっています。

ネット証券に不安を感じている方も少なくないとは思いますが、三菱UFJフィナンシャルグループであるという安心感と、「SLA」「1秒保証」のような質の高いサービスを考えると、サービスのクオリティにおいてはネット証券トップクラスであると言えるのではないかと思います。

昔は手数料が高いネット証券というイメージしかなかったのですが、近年その印象は急速に改善されてきており、今後も期待が持てる証券会社です。

カブドットコム証券の公式サイトはこちら