松井証券を選択するメリットは?デメリットも比較してわかったこと

カメでもわかる投資塾

松井証券

これまでになかった新しいサービスを提案することで知られる松井証券は、ネット証券でありながらも長い歴史のある老舗です。(大正7年の創業)

手数料はネット証券同士で比較するとやや高めの印象がありますが、それでも野村證券などと比較するとかなり低いです。

一日信用取引のようにデイトレーダー向けのサービスも提供しており、松井証券のトレーディングツール「ネットストック」を愛用しているトレーダーも多いです。

派手さはないですが、投資家にとって必要な商品・投資情報を着実に提供し、主要なネット証券の一社となっています。

松井証券で使えるサービス

松井証券の取扱商品や特徴についてまとめたいと思います。

私自身は法人口座で一部の銘柄を保有して松井証券を使っています。

手数料は高めだが基本的なサービスをラインナップ

スマホで取引

対面の大手証券会社を比べると、松井証券の手数料は圧倒的に安いのですが、競争の激しいネット証券と比較すると、松井証券の優位性は薄れてしまいます。

つまり、松井証券は「格安の手数料」で顧客を集めるタイプの証券会社ではありません。

しかしながら、複雑な注文方法や革新的なサービスを提供するなど、松井証券の独自路線は築けている印象です。

例えば、「追跡指値注文」はすでに注文済みの指値に対し、株価が一定の水準になったら自動的に指値を訂正することができます。

一例をあげると、保有銘柄を売却したい場合、株価が110円になったら利益確定という注文を出しながら、もし株価が110円に達さずに99円になったら、自動的に損切りに変更するといった使い方ができます。

返済予約注文」は、あらかじめ注文した銘柄が約定したら、その後自動的に利益確定注文を出すことができる方法です。

現在株価110円の銘柄に対して、「105円で買って115円で売りたい」というのが決まっていたら、返済予約注文を一度入れておくだけで、あとはすべて自動的に発注が行われます。

松井証券では、貸株制度のことを預株(よかぶ)制度と呼んでおり、保有株を日証金に貸し出すことで一定の預株料(貸株金利)が得られます。

もし、株主優待や配当金目的で長期保有している銘柄があれば、預株制度を活用することで保有を継続しながら金利を受け取ることができます。松井証券の預株制度は、株主優待の取得権利も維持できるので安心です。

その他、100株単位でしか売買できない銘柄を1株単位で取引できる単元未満株(ミニ株)も扱っており、任天堂のような株価の高い銘柄でも、少ない金額で保有することができます。

IPO(新規公開株式)もサービスとしては提供していますが、取扱本数は非常に少ないです。

デイトレ特化の一日先物取引

24時間

一日で買付・売却の両方を行うデイトレードであれば、手数料の優遇が受けられます。

松井証券では、デイトレードで手数料が安くなる「一日信用取引」と「一日先物取引」を提供しています。

特に、一日先物取引は取引期間をデイトレードに限定することで、レバレッジを通常の20倍から40倍にすることができたり、手数料をかなり安くすることができます。

一日先物取引を上手く活用することで、資金効率を上げたりリスクヘッジが行いやすくなり、(リスクも高まりますが)資産の増加スピードを向上させることができます。

ロボアドバイザー投信工房がスタート

投信工房

松井証券が本気で投資信託を復活させました。

以前から、松井証券は投資信託の販売を休止していました。

しかし、ロボアドバイザーを活用した「投信工房」のリリースを皮切りに投資信託の販売を復活させました。

松井証券の投信工房は利用料0円のロボアドバイザーです。

8つの質問に答えるだけで、理想の資産配分や最適な投資手法をロボットが提案してくれます。

ロボアドバイザーの提案に従うだけで、初心者の方でもプロと同様の資産構成を作ることが可能です。

理想的な資産構成には一定の知識が必要となるため、本来は「ファンドラップ」というサービスで、投資助言手数料がかかります。

しかし、松井証券はこの「投資助言」をロボットで自動化することで手数料を0円にし、低コスト化を実現しました。

投信工房のロボアドバイザーは、運用中の資産構成(ポートフォリオ)の見直しや、資産配分の調整についてもサポートしてくれます。

大手証券会社のプロに運用助言を頼まなくても、松井証券の投信工房を使うことで、プロのアドバイスと同様のポートフォリオを構築できます。

松井証券の投資信託は100円からの積立ができることからも、同社の本気が伺える内容となっています。

投信工房の公式サイト

松井証券のFXは手数料が高め

FX

松井証券もFX取引として「NetFx」を提供しています。

しかし、米ドル円のスプレッドが1銭、ポンド円は6銭と、他のネット証券のFXと比べて競争力は高いとは言えません。(取引手数料は無料です)

NetFxトレーダーという本格的なチャートツールが無料で利用できるメリットはありますが、取引コストを考えると松井証券のFXで積極的なデイトレードは避けたほうが良いと思います。

最も、私のように長期保有で外貨を持ちたいという目的であれば、松井証券を使うのもありかなと思います。

私自身、松井証券の法人口座で一部の銘柄を長期保有しているので、一元管理の意味もあり、将来的に松井証券のFXで外貨を購入する可能性はあると思っています。

デイトレーダーに人気のネットストック

取引ツール

正直な感想を言うと、松井証券はWEB画面の使い勝手があまりよくありません。。。

私はいつも松井証券のWEBから注文を出しているのですが、注文状況を確認したり資産残高や保有銘柄の一覧を確認する時、少し見にくいと感じています。

しかし、専用の取引ツールである「ネットストック」シリーズは、機能性と使いやすさを兼ね備えたソフトで人気です。

無料で使えるスマホアプリやネットストック・ハイスピードで、PC・モバイルともにリアルタイムの株価変動を見ながら、注文を出したりチャートを分析することが可能です。

唯一、松井証券の提供している最強ツール「ネットストックトレーダー・プレミアム」は有料の情報サービスとなります。

1ヶ月あたり3,000円+税で利用できるツールなのですが、残念ながら無料条件はありません。

その他にも、FX取引に特化した「NetFxトレーダー」など数多くのツールを無料で提供しています。

松井証券のネットストックシリーズはデイトレーダーで愛用している方も多いので、一度使ってみる価値はあると思います。

株価監視ツールの使い勝手は、損益の結果にも繋がってくると思うので、色々な証券会社のツールを試してみて、自分にとって一番使いやすいものを選択するのが一番だと私は思います。

松井証券の口コミ

口コミ

松井証券を実際に使っている個人投資家の口コミをまとめました。

管理人の松井証券に対する意見

松井証券はネット証券ではありますが、大正7年の創業の老舗ということで安心感があります。

スペックだけを見ると決して他社よりも優れているとはいえず、手数料は高めですし、WEB画面も見やすいとは言えません。また、投資情報も充実していませんし、IPOの取り扱い数も少ないです。

と、デメリットはたくさんあるのですが、それでも着実に顧客を増やしている事実があります。

松井証券の硬派なイメージからすると意外なのですが、デイトレーダーなど短期売買の投資家の取り込みに力を入れている印象で、取引ツールのネットストックシリーズはデイトレーダーにも人気があります。

その他、一日信用取引や一日先物取引を率先して提供したり、著名トレーダーとコラボレーションすると言った動きも見られます。

私は主に長期保有の銘柄を管理する口座として愛用していますが、短期売買メインで投資をしている方の期待にも答えるだけの魅力はあると思います。

松井証券の公式サイトはこちら