貯金ができない理由を解決、使うのが先か貯めるのが先か正しいのはどちら

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貯金箱

貯金ができないことは「お金持ち」の生活習慣とはかけ離れています。

なぜなら、「お金持ち」は貯金の上に成り立つ「結果」だからです。逆に、どれだけお金を稼いでいても、それをすべて使い果たしてしまう「浪費家」は、お金持ちにはなれません。

しかし、頭ではわかっていても貯金は難しいもの。

しっかりとお金を貯め、将来の投資のために適切な使い方をすることが大切です。

では、お金は使うのが先なのか、それともまずは貯めた方がいいのか。その答えは意外なところにありました。

この記事を読めば、貯金ができない理由がわかり、問題を解決できます。

プロの間でも意見が分かれるお金との付き合い方

ホワイトボードで説明する女性

1.お金はまず貯めることが大切、使うのはその後
2.必要最小限のお金で生活し、残った分を貯金する

果たしてどちらの方が正しいのか。

私も気になって調べてみたのですが、プロの間でも意見が2つに分かれています。

ウォーレン・バフェットは貯蓄派

貯金

投資家として世界的にも有名なウォーレン・バフェットは、幼い頃から貯金する習慣を身につけておくことの大切さについて意見を述べています。

お金を使った後で、残った分を貯金するのではない。貯金したあとで、残った分を使うのだ。

子どもが学べる最も有益な教訓の1つは貯金は習慣だということです。早い時期に貯金を習慣にしてしまうと、一生身につきます。

それは、後の人生で数えきれないほどの不愉快な状況を回避するのに役立ちます。

まず貯金することから始めて、その習慣を身に付けた上でお金を使うことが大切だと、バフェットは述べています。

著名投資家のジム・ロジャーズ氏も、テレビの取材を受けていた時に、幼い娘さんに貯金させていた映像が印象的でした。

このことからも、ウォーレン・バフェットやジム・ロジャーズのような投資家は、貯金することの大切さを重視していることがわかります。

残ったお金を貯金するのはNG?

自宅

続いて、「プレシデント 2016.5.2号」に掲載されていた内容を紹介します。

「365日拝見!お金が集まる人の共通習慣」という特集で、公認会計士の平林凉子さんが発言していた内容です。

平林さんは、「富裕層の方々はいつも節約を心がけている」としながらも、お金持ちになる人とならない人のお金の貯め方に以下のような違いがあると述べています。

お金持ちにならない人の貯め方
収入 → まず貯める額を決める → 残りは使ってしまう
お金持ちになる人の貯め方
収入 → 本当に必要なものに使う → 残りを貯蓄・投資

先ほど紹介したウォーレン・バフェットの発言「お金を使った後で、残った分を貯金するのではない。貯金したあとで、残った分を使うのだ。」という意見とは真逆になっています。

最初に貯金する額を決めて、残った分を使うよりも、本当に必要なものについては先にお金を使い、残った分を貯蓄することが正しいというのが、平林さんの意見です。

両者の意見は分かれていますが、私自身はバフェット氏の考え方を支持したいと思います。

なぜなら、「収入 → 本当に必要なものに使う → 残りを貯蓄・投資」というのは最初からお金が管理できる人が取るべき行動だからです。

お金の管理ができない人(お金が貯められない人)からすると、「本当に必要なもの」が何かわからないので、収入をすべて使ってしまう、貯蓄に回せるお金が0円になってしまうと思うからです。

自分のためになる「適切な投資」と、「ただの消費」の区別は紙一重です。

本当は「ただの消費」であっても、自分では「これは必要な投資」だと思っていることは、驚くほど多いのが現実です。

よって、お金が貯められない人は「まずお金を貯める金額を決める」ことからスタートすることをおすすめします。

最近は、無料で使える家計簿アプリも普及しています。家計簿アプリを使うことで、収入・支出の見える化が実現できます。

銀行の自動入金サービスを活用する

自動入金サービス

確実な貯金を実現するために、私が特におすすめしたいのは「自動入金サービス」の利用です。

自動入金サービスとは、一部の銀行が「毎月自動的にA銀行からB銀行へ資金移動ができる」仕組みです。利用手数料は無料です。

例えば、「毎月5万円貯金する」と決めたら、自動入金サービスを使って、給与振り込み口座から別の口座に自動的に資金を移動してしまえば、お金の使いすぎ防止に役立つと思います。

自動入金サービスを一度設定しておけば、給料日の直後に、給料振込口座から設定金額が自動引落されます。

自動引落されたお金は、数日後に貯蓄用の口座に振り込まれますので、自分で意識しなくても勝手にお金が貯まっていくのです。

また、貯金方法としてはGMOあおぞらネット銀行が提供している「つかいわけ口座」もおすすめです。

「つかいわけ口座」は、1つの口座の中で仮想的に「貯蓄用」「海外旅行用」「資格取得のお金」のように、複数の目的別口座を作ることができる機能です。

自分で作成した目的別口座への自動振替もできるので、例えば給料日に15万円が入金されたら、そのうち1万円を自動的に「貯蓄用口座」に移動させることが可能です。

昔から、上手な貯金方法として「まず、お金を用途別に複数の封筒に分けることが重要」などと言われています。これをネット上で実現したのが、GMOあおぞらネット銀行の「つかいわけ口座」です。

GMOあおぞらネット銀行については、姉妹サイト「ネット銀行100の活用術」で詳しく取り上げています。あわせてご覧ください。

お金持ちの習慣をさらに知りたい方へ

投資家

最後に、先ほど取り上げた雑誌「プレシデント」から、お金持ちの習慣を知る上でのヒントになりそうな内容をまとめておきます。

・富裕層はいつも節約を心がけている

・大きな家や高級車に乗っていても収入の割に暮らしは質素

・自動販売機にお金を使わない人が多い

・価値が見いだせないものには1円も使わない

・先に使う額と目的を決めた上で残りを貯める、闇雲に貯めることはしない(この点は本記事で議論したとおり)

・自分が満足できる生活ラインに達したらそれ以上の出費はしない。収入が増えても支出が一定なので自然と貯蓄が増える

次の記事は貯金ゼロでも大丈夫!誰にも頼らずお金持ちになる方法です。

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
右も左もわからない状態で株式投資をはじめ、10年以上が経ちました。その間に、引きこもりになったり、会社を設立したり、いろいろなことがありました。「いい人」がたくさんいる世界の実現が目標です。「人の価値とはその人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる」 - アインシュタイン 姉妹サイト「今日の経営」でも記事を書いています。

より良い情報をお届けするため、川原裕也 がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

ありがとうございます。

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1件のコメント

高野ゆかり

とりあえず、使えるものから処分する

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最後まで読んでいただきありがとうございました

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