貯金ゼロでも大丈夫!誰にも頼らずお金持ちになる方法

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金の卵

お金に困る人生や、お金のことで不安を抱えたままの人生は嫌だ。

お金持ちになれなくても、すべての人がこうした経済的な問題から解放されたいと考えています。

なぜなら、お金に困る人生を歩みたいと考えている人や、お金の不安を気にして生活したいと思う人はこの世に一人もいないからです。

しかし、現在の日本では多くの人がお金に対する不安を抱えたまま生活をしています。

それは、日本人はお金に対する基本的な考え方を学校で学んでこなかったからだと私は考えています。

お金に関することも、国語や算数と同じで勉強が必要です。正しい知識さえ身につければ、この先の人生でお金に困ることも、将来の不安を抱えた人生を歩むこともなくなります。

今現在、1円も貯金できていない人でも安心してください。

今日からお金に対する考え方を変えていこう」と決心することが最も大切なことです。

お金持ちになるための4つの方法論

この記事では、誰でも簡単にお金持ちになるための4つの方法論について紹介します。

簡単に大儲けできる話や、何かの怪しい話に誘い込むといったものではなく、地味ですが正しいお金の知識です。

ここで紹介する4つの方法論をコツコツと地道に実践し続ければ、少なくとも日本人の平均よりはお金持ちになれるはずです。

1.稼ぎの2割を貯金する

貯金

いきなりですが、お金持ちになる上で最も重要なことは「貯金する」ことです。

「貯金する」という言葉は言い換えると「手元にお金を残す」ことです。

手元にお金を1円も残さず、毎月の稼ぎをすべて使っていたら、いつまで経ってもお金持ちにはなれません。

毎月の稼ぎを使い果たしながらお金持ちになるためには、稼ぎを増やす必要がありますが、これは簡単なことではありません。

しかし、「手元にお金を残す」習慣を身につけるだけでお金に関するあらゆる問題が魔法のように解決するのが、この方法論の素晴らしいところです。

しかも、手元に残すのは稼ぎの2割だけで良いのです。(どうしても難しい場合は稼ぎの1割でも良いでしょう)

稼ぎの2割を計算する方法

計算が苦手という方のために、稼ぎの2割を計算する方法を説明します。

手元に計算機がない方は、スマホの計算機アプリを使ってください。

▶計算方法
毎月の稼ぎ(手取り)が15万円の場合。

「15」、「×」、「0.2」、「=」

で手取り月収の2割が計算できます。

手取り15万円の人なら毎月3万円、手取り20万円なら毎月4万円が貯金に回すべき金額です。

貯金ができない」という人のために、確実に貯金をするための根本的な方法をお教えします。

「貯金」とは稼いだお金を使った後の「残り」を貯めておくイメージがありますが、大切なのは「稼ぎからまず2割を差し引いて、残った8割で生活すること」です。

世界一の大金持ちであるウォーレン・バフェットも「お金を使ったあとに残った分を貯金するのではなくて、貯金したあとに残った分を使うこと」の重要性を説いています。

つまり、手取りが15万円の方なら、まず最初に3万円を差し引いた上で残った12万円で生活するようにします。

残った2割のお金は銀行に貯めておくだけではありません。手元に残した貴重な2割のお金の使いみちは、これから詳しく紹介します。

この章のまとめ

貯金を最優先で行う習慣を身につけることが、お金持ちへの第一歩です。逆に言うと、これさえできれば誰でもお金持ちになれるのです。

2.0.5割を読書に使う

読書

2割の貯金(手元に残したお金)のうち、4分の1を「読書」のために使います。

読書は苦手、本を読むと眠くなる方でも安心してください

私も昔は読書が超苦手で、本を読む習慣なんて一切ありませんでした。

でも「稼ぎの0.5割を読書に使う」ことがお金持ちになるための方法論の2つめとして、とても大切なことなのです。

本を読むのが苦手な方のために私がお伝えしたいことが4つあります。それは、

  • 読めなくてもいいから読む努力をする
  • 眠くなったら寝る。起きてから読書を再開する
  • 簡単な書籍で良いので読む習慣を身につける
  • 本を買うお金は潤沢にある

です。
それぞれ順を追って説明していきます。

まず、「読めなくてもいいから読む努力をする」です。

おそらく、本を読む習慣が身についていない人は、最初に気合を入れて買った本を最後まで読めないと思います。しかしこれは全く問題ありません。

なぜなら、本を買った時点では「その本が読みやすいのか、自分にとって難しいのか、有益なのか無益なのかはわからない」からです。

本を買って読んでみて、「自分には難しい」「全然おもしろくない」と思ったら、その本は途中で読むのをやめてメルカリなどで売ってしまえばOKです。

ここで「読書は面白くない」と思わないでください。失敗した本をメルカリで売る、もしくはゴミ箱に捨てたら、また新しい本にチャレンジしてください。

そうやって、読めなくてもいいから読む努力をする、読めなくても新しい本に買い換えて読む努力を繰り返す。これを100回ぐらい繰り返してください。

おそらくあなたは優秀なので、5回も繰り返せば少しずつ読めるようになってくると思います。

本を読む上でのもう一つの大敵は「読書するとすぐ眠くなる」という問題です。活字が苦手な方は特にそうだと思います。

この場合、私がおすすめしているのは眠くなったらすぐに寝るということです。そして、寝て起きてから読書を再び再開するのです。

寝て起きて読書を再開し、またすぐに眠くなったら寝る、そして起きて読書を再開する…

つまり、もはや活字を読んでいても眠くならないというレベルまで「寝て起きて読む」を繰り返すのです。

本を読み慣れている人でも、疲れている時は眠くなります。私の場合、眠くなったらiPhoneでタイマーをセットして20分の睡眠をとるようにしています。

とにかく、「面白くない本は捨てて別のを買い換える」、「寝むくなったら寝て起きてから読むのを再開する」というように、ゾンビのように読書することにしがみついてください

読む本は「簡単な書籍で良い」です。

タイトルを見て気になった本や、本屋さんの「話題の書籍コーナー」に置いてあるものを見て、面白そうなものを買ってください。(失敗したらメルカリかヤフオクで売ってください)

本屋に行くとお金に関する書籍も山ほど置いていますので、そういったものを見てタイトル買いすることをおすすめします。(もちろん、興味のある内容であれば、お金とは関係ない本でも構いません)

ただし、「マンガ・雑誌はNG」です。また、小説も避けてビジネス書などの日常生活に役立ちそうな本を選ぶようにしてください。

面白そうな本を適当に買い、最後まで読めずに失敗本として廃棄する」という行為は一見すると、とても無駄遣いに思えるかもしれません。

しかし、稼ぎの0.5割を読書のために確保している場合、手取り15万円の人で毎月7,500円の読書のためのお金が有り余っている状態です。

本を買うお金は潤沢にあるわけですから、毎月7,500円(年間9万円)を読書のために徹底的に無駄遣いしてください

また、毎月7,500円の読書のお金は繰越なしで必ず使い切ってください

本を買う → 難しい → 捨てる → 本を買う → 面白くない → 捨てる → 本を買う → 難しい → 捨てる」を繰り返しているうちに、自然と「読書体力」が身につき、読める人になってきます。

騙されたと思ってこの方法論を実践すると、1年後には読書習慣が身についているはずです。読書の時間が生活になかったこれまでの人生を変える、一生ものの読書習慣です。

一度読書体力が身につくと、後は潤沢な7,500円の資金を使って本を買い、その本から知識を吸収して読書が楽しくなるという好循環が生まれます。

お金に関する本をたくさん読んでいけば、お金や貯蓄の大切さをさらに理解できるので、当初の「稼ぎの2割」の貯金が自然と「3割」「4割」と増えていくはずです。

また、「エクセルの使い方」や「きれいな資料の作り方」、「効率的な仕事のすすめかた」などの仕事に役立つ系の本をたくさん読んでいけば、仕事のスキルが身につき、収入自体がアップするでしょう。

稼ぎの0.5割のお金を使って読書習慣を手に入れることで、気づかぬうちにお金持ちになるための最短ルートを確保できるようになります。

この章のまとめ

読書体力がない状態で本を読める人はいません。体力をつけるために、機械的に読むことと挫折することを繰り返すと、すべての人が「本を読める人」になれます。

3.0.5割を体験に使う

ヨガ

同じく稼ぎの0.5割(手取り15万円の人なら7,500円)は「体験」に使います。

ここで言う体験とは、「これまでの自分の人生とは無縁だったことへのチャレンジ」です。

つまり、「お金がない」などの色々な理由で「やったことがない、興味すらなかった」ことを体験します。

ここでのポイントは「興味すらなかった」こともやってみるということです。

あなたにはここで紹介している「お金持ちなる方法論」を実践するために貯めた「稼ぎの0.5割の貯金」があります。これを体験のために、毎月すべて使い切ってください。

  • これまでの自分の人生とは無縁だったこと
  • やったことがない、興味すらなかったこと

これが「体験」の定義です。いくつか具体例をあげてみます。

例えば、「喫茶店で本を読む」ことをしたことがない人は、先ほどの「読書する」と合わせて試しに喫茶店で読書してみるのも良いと思います。

また、「(これまで興味のなかった)博物館や美術館に行ってみる」とか、何気なく近所の「ホテルに宿泊してみる」とか、「高級ホテルのロビーで1杯2,000円のコーヒーを飲んでみる」など。

物品ではなく、「後に残らないもの(自分の記憶にしか残らないもの)」である方が良いです。

手取り15万円の人で毎月7,500円の「体験のために無駄使いできるお金」があると、結構いろいろなことにチャレンジできます。

注意点として、

  • セミナー参加などの勉強ではなく「体験」に使う
  • 同じ体験を何度も繰り返しすぎない

という点に気をつけます。

例えば、体験のために競馬に行ってみたところ、それが楽しくなって毎月の7,500円を競馬に使い続けるというのはNGです。

映画館で映画を見たことがない人は、体験として映画館に行ってみるのも良いでしょう。しかし、それが楽しくなり毎月使える体験のためのお金をそれに繰り返し注いでしまってはいけません。

また、真面目な人ほど「自己研鑽」などの理由でやってしまいがちなのですが、「セミナー」などの参加費にこれを充てることもNGです。

大切なのは、

  • これまでの自分の人生とは無縁だったこと
  • やったことがない、興味すらなかったこと

という、ここで言う「体験」の定義を忘れないことです。

なぜこの「体験」という行動が良いのかというと、体験はプライベートや仕事に良い影響を与えるからです。

直接的な影響はないように思えても、色々なことを経験していると

  • 多くの経験が自分に自信を与えてくれる
  • いろんなことを知っている人になれる
  • 様々なことについて語れるようになる

といった副次的な部分でとても役に立ちます。

先ほど紹介した「読書」は、お金持ちになる上でとても重要なことですが、内向的で読書好きな人は「体験」が欠けていることが多いです。

逆に、アクティブで「体験」が好きな人は「読書」が苦手であることが多いです。

これらはどちらが欠けてもいけません。

この章のまとめ

知行合一(知ることと経験することはどちらも大事)」という言葉がありますが、稼ぎの1割(読書0.5割、体験0.5割)を使って両者を習慣にすることで、人生は劇的に変化します。

4.1割を投資に回す

積立

ここで一度おさらいをします。

毎月の稼ぎのうち、2割は貯金(手元に残す)します。

その2割のうち、0.5割を読書に使い、0.5割を体験に使います。

読書と体験を実践する上で大切なことは上記にまとめましたので、上記のルールに従って、毎月、予算のすべてを使い果たしてもらって構いません。

逆に言うと予算を余らせず使い切ることが重要で、ここで「もったいない」と考える必要はありません。

大切なことなのでもう一度いいますが、余らせるよりも使い切ることのほうが重要なのです。

そして、残った1割はどうするかというと「投資」に回します。

手取り15万円の人の場合、

  • 読書:毎月7,500円
  • 体験:毎月7,500円
  • 投資:毎月15,000円

となります。

一言で投資と言っても、株式投資やFX、外貨預金など世の中には数多くの投資商品が出回っています。

その中でも、最も一般的でおすすめしたいのは「投資信託」の積立を利用することです。

投資信託は、証券会社に口座開設を行い、積立の設定を行うだけで、毎月自動的に買付を行い、あなたの資産として蓄積されていきます

最近は、楽天証券やSBI証券のように100円から投信積立ができる証券会社も増えました。

投資信託では「国内・先進国の株式インデックスファンド」への投資をおすすめします。

短期的には儲かったり損になることもありますが、株式投資は長期的には年率7%程度のリターンに落ち着くと言われています。

仮に毎月15,000円を40年間つみたてて、年率7%で運用した場合、あなたの資産は4,000万円弱になっています

年齢とともに収入が増え、それに伴って毎月の積立額が増えた場合、定年退職の頃に1億円を超える資産を築けている可能性も十分あります

投資する上での注意点を以下にまとめておきます。

  • 低コストな株式インデックスファンドを選ぶこと
  • どのような場面でも決して売らずに自動積立し続けること
  • 短期間で儲かる投資話には絶対に乗らないこと

低コストな株式インデックスファンドの選択」は、(現時点で投資に対する知識のない)あなたにとって最も賢明な選択です。

世の中で販売されている投資信託の商品は数千種類にも及びますが、証券会社が積極的におすすめしてくる商品は「高コストなアクティブファンド」であることが多いです。

まずは、正しい投資信託を選ぶためにも「低コストな株式インデックスファンド」を選択することをおすすめします。

また、値上がりしても値下がりしても、金欠になったとしても「どのような場面でも決して売らずに自動積立し続けること」が大切です。

この理由は「税金」の問題です。投資は保有期間中はどれだけ利益が膨らんでも課税されませんが、一度売却してしまうと利益に対して課税されます。

税金を支払うと投資リターンを最大化する上で極めて重要な「再投資による複利効果」が得られず、投資リターンが急激に悪化してしまいます

晴れの日も雨の日も、長期に渡って保有しつづけ、税金の支払いを繰り延べ続けた先に、大きな果実が待っていることを覚えておいてください。

また、投資の世界には投資家をはめ込んで利益を得ようとする詐欺師のような人々が山のように存在します。

こうしたワナに引っかからないためにも「短期間で儲かる投資話には絶対に乗らないこと」が重要です。

投資話はすべて無視し、シンプルに「低コストな株式インデックスファンドを自動積立する」という戦略が結果的には最も安定的に資産形成を行えると思います。

私がおすすめしている「低コストな株式インデックスファンド」の選び方や、投資信託に関する話は下記の記事でも紹介しています。

残り8割は生活費として使う

家族

お金持ちになる上で、大切なのは「稼ぎの2割を手元に残す」という「鉄の掟」です。すべてはここから始まります。

逆に言うと、2割のお金を残すことさえ守れるのであれば、残り8割は生活費として自由に使って構いません。

ただし、「読書」と「体験」を行うだけの時間はしっかりと確保してください。

残り8割のお金で欲しいゲームを購入し、そのゲームで遊ぶことだけに時間を使っていては、いつの間にか「読書」も「体験」も忘れ去られてしまいます。

また、8割の中からほんのすこしでも良いので、「いざという時の備え」を確保しておいてください。

生活していると、友人が結婚したり、持ち物が故障したり、急な出費はなにかと出てくるものです。このような時の備えは8割の中から、確保する金額を増やすほど「安心」につながります。

「お金持ちになるための4つの方法論」はいずれも地味なものばかりですが、まじめに実践するだけでお金の不安を解消し、あなたの人生を良い方向へと進めてくれるはずです。

次の記事:2022年版、1,000万円を資産運用する時に選ぶ商品と失敗しないためのルール

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
右も左もわからない状態で株式投資をはじめ、10年以上が経ちました。その間に、引きこもりになったり、会社を設立したり、いろいろなことがありました。「いい人」がたくさんいる世界の実現が目標です。「人の価値とはその人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる」 - アインシュタイン 姉妹サイト「今日の経営」でも記事を書いています。

より良い情報をお届けするため、川原裕也 がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

ありがとうございます。

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2件のコメント

シュタイナー

「ゾンビのように読書することにしがみついてください。」ワロタ。

さく

具体的でとてもわかりやすいです。
投資信託をやってみようかと思いました。

質問・コメントはこちら

最後まで読んでいただきありがとうございました

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