本気でお金持ちになりたい人だけ読んでくれればいい、嘘偽りのないお金を増やす真実

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偽りのないおかねの話

本気でお金持ちになりたい人に真実を伝えます。

どうすればお金持ちになれるのか、皆さんは知っているでしょうか。

「ビジネスで成功する」「投資で成功する」「出世する」など、いろいろな回答が得られそうです。

しかしこれらの回答はいずれも「他の人との競争の上に成り立っているもの」です。競争の結果勝ち抜かなければ、ビジネスや投資での成功も、出世もありません。

では他人と競争をせずにお金持ちになるにはどうすれば良いか。

その答えは「貯金すること」にあります。

貯金は唯一、他人との競争ではなく、自分との戦いによってお金持ちになれる方法なのです。

この答えを聞いて「たかが貯金か」「貯金だけではお金持ちにはなれない」と思った人がほとんどだと思います。

しかし地道に貯金を続けることがやがて大きなお金になることは、多くの偉人が証明しています。

たくさん稼ぐよりも節約せよ

安田善次郎

貯金部の最初の記事「安田善次郎が教える究極の蓄財術を学ぶ」でも述べましたが、安田財閥の安田善次郎は「若い人はたくさん稼ぐことが幸福だと思っているが、余分に儲けるよりも支出を少なくすることの方が重要だ」と言っています。

先ほど例としてあげた

  • ビジネスで成功する
  • 投資で成功する
  • 出世する

はいずれも「たくさん稼ぐこと」の部類に入ります。

また、ネットやSNSのお金持ち風の人たちは「たくさん稼ぐこと」を良しとしている風潮があります。

しかし、繰り返しになりますが「たくさん稼げるのは一部の人だけであり、すべての人がたくさん稼ぐことはできない」のです。言い換えるとこうしたやり方は「再現性がない」ということです。

一方で、「節約」と「貯金」は他人と競合することなく、自分の意志だけで実行でき、また取り組んだ分だけ確実な結果をもたらします

もちろん少しでも多く稼ぐにこしたことはありませんが、まずは支出のコントロールが確実なお金持ちの道であることを心に留めておいてください。

もちろん、貯金と節約だけでみなさんが考えるような「お金持ち」になるのは難しく、将来的には投資・資産運用を検討する必要も出てきます。

しかし、安田善次郎が貯金と節約の大切さを語っている理由は「こうした取り組みが意志の強さを鍛えることになり、意志の強さが他の分野にも活きてくる」からです。

地道な貯金や節約は「強い意志(他人に左右されず自分の軸を持つこと)」を身につける上でとても役立つ方法なのです。

貯蓄方法の基礎については、下記の記事で解説した安田善次郎の方法が役立ちます。

ゆっくりお金持ちになること

山登り

安田善次郎は、多くの人は目標の達成を急ぎすぎるあまり、かえって遠回りをしてしまうといった発言もしています。

大きな失敗を避け、ゆっくり確実に歩んでいくことが、結果として最短距離で目標を達成する秘訣です。

また、著名投資家のウォーレン・バフェットも同じような発言をしています。

Amazonの創業者であるジェフ・ベゾスがバフェットに「なぜみんなあなたの投資戦略を真似ないんですか?」と聞いたところ、(長期投資家である)バフェットはこのように答えました。

ゆっくり金持ちになりたい人なんていないよ。

つまり、偉大な投資家のウォーレン・バフェットも「(長期投資家として)ゆっくり金持ちになる道」を選び、世界有数の大富豪になったということです。

裏を返せば、他の多くの人がゆっくりお金持ちになろうとせず、手っ取り早く儲けたいと考えてしまうということです。

手っ取り早く儲けようと考えた多くの人が、予想外のワナにかかったり、大きな失敗をしてしまい、バフェットほどのお金持ちになることができていません。

安田善次郎とウォーレン・バフェットは、生きる時代も国柄も違います。しかしどちらも大富豪であり、同じような発言をしています。

さらに、日本の公園の父と呼ばれ、投資家でもあった「本多静六」も著書「私の財産告白」で以下のように語っています。

初めの間は手堅く勤倹生活をつづけていて、急に途中から ぐれ出す人々を多く見掛けるが、仔細にこれを調べてみると、いずれも功を急いで不堅実なやり方をしたものばかりである。

すなわち実力相当な進み方をしていればよいのに、資産不相応な融資をしたり無理算段の投資をしたり、おのれの器量以上に大きな仕事や、不慣れな事業に手を染めたり、とにかく、いたずらに成功を焦ったり、堅実を欠くに至った人たちが失敗に帰しているのである

だから、少しばかり金ができても、早く金持ちになろうとか、急に財産を殖やそうと焦るのは、たとえ一時の小成功を収めることはあっても、必ず最後はつまずきを招くものであるから、何人もよくよく注意しなければならない。

出典:本多静六「私の財産告白」

時代を問わず、偉大な賢人たちはみな

  • 節約して貯金する
  • 無理せずゆっくりお金持ちになる

ことの大切さを説いています。

確実な1手を積み上げた人にこそ、確実な結果はもたらされるのです。

一方、ネットやSNSでお金持ちになる方法を語る「お金持ち風の人たち」はどうでしょうか。

ある人は豪華な生活を見せびらかし、そしてまたある人は「稼いだお金はすべて使うことで、より多くのお金を手にすることができる」と言います。

しかしこうした考え方は「再現性のあるやり方」ではなく、ごく一部の成功者だけに通用する「成功哲学」に過ぎません。いわば特殊な事例です。

にも関わらず、多くの人がそれを信用し、特殊な事例を真似することに人生を捧げているのです。

ごく一般の人が稼いだお金を全額使い果たしていたら、すぐそこには「破綻」の2文字が見えることは言うまでもないでしょう。

ネットやSNSで有名な「お金持ち風の人たち」の発言・考え方が受け入れられやすい理由は、彼らの発言が「人間の本能に訴えかける内容だから」です。

つまり彼らは夢を売る商売をしているのであり、勝者(彼ら)は希望を売り、敗者(それを信じた人)は希望を買うのです。

手っ取り早くお金持ちになりたいという「理想郷」をばらまくことで、結果として彼らはより富み、彼らの発言を信じた多くの人は奪われ続けてしまうのです。

貯金や節約は本能に反する行為である

真実

手っ取り早くお金持ちになりたいという考え方、つまり楽な道を選びたいという考えは人間の本能です。

こうした本能があるからこそ、私たちは様々なアイデアを生み、技術を開発し、便利で楽な世の中を実現してきました。

しかしそれを逆手にとり、楽な道(理想郷)を選ぶこと、言い換えれば「不可能なことを可能にする特効薬」を売ることで、自らが儲け、それを買った多くの人を不幸にする人もいます。

いつの時代も、人間の本能に働きかける「不可能なことを可能にする特効薬」を売る商売は成立します。(そのような特効薬は存在しないにも関わらず)

しかし真実はそのようなところにはなく、偉大な賢人たちの発言の中にこそあると私は考えます。

  • 節約して貯金する
  • 無理せずゆっくりお金持ちになる

この2つは誰でも知っていますし、誰でも実行できることです。

皆が実践すれば、誰と競争することもなく皆がお金持ちになれます。

しかし実践するのが難しいのです。

なぜならこのやり方は「手っ取り早く金持ちになりたい」という人間の本能に反することであり、また「周りの人が贅沢をしている時に我慢する」という、逆張りの考えを持ち続けなくてはならないからです。

貯金をすれば誰でもお金持ちになれる。

しかし、逆説的ですが、貯金は人間の持つ本能に反する行為であることから、いつの時代も全員がお金持ちになることはできないのです。

つまり、貯金するかしないか、お金持ちになるかならないかは、誰もが自分の意志によって自分自身で決められるということです。

次回予告:
家計簿アプリの登場によって、私たちの収入・支出はとても管理しやすくなりました。

では貯金生活をはじめるために家計簿アプリを使った方が良いのか。私自身は必ずしも必要ないと考えています。

堅実な貯金生活をする上で、細かなお金の計算は不要です。

むしろ家計簿アプリには多くの人が気づいていない「ワナ」が存在します。

家計簿アプリの問題点はどこにあるのか?その真実を解き明かします。

次の記事:貯金するのに家計簿アプリは必要か?本当の答えは「必要ありません」

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執筆者の詳細プロフィール
右も左もわからない状態で株式投資をはじめ、10年以上が経ちました。その間に、引きこもりになったり、会社を設立したり、いろいろなことがありました。「いい人」がたくさんいる世界の実現が目標です。「人の価値とはその人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる」 - アインシュタイン 姉妹サイト「今日の経営」でも記事を書いています。

より良い情報をお届けするため、川原裕也 がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

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