投資信託の保有でポイントが貯まる証券会社の比較!還元率が1番高いのは?
執筆者:川原裕也 更新:
一部の証券会社では、投資信託を保有するだけで継続的にポイントが付与されます。
つまり、ポイント付与率の分だけ実質的な運用コストの低下につながり、他の証券会社で同じ商品を買うよりもお得です。
ポイント還元が受けられる証券会社
同じ投資信託の商品を買うなら、コストは少しでも低い方がいいですよね。
また、貯まったポイントは日常生活の買い物に使えるだけでなく、新たな投資信託や株式の購入資金として充当(ポイント投資)することができます。
SBI証券
- サービス名
- 投信マイレージサービス
- ポイント付与率
- 年率0.01%~0.2%(商品や運用金額によって異なる)
- 対象商品
- SBI証券が取り扱う全商品
- 付与されるポイント
- Tポイント
◆補足
SBI証券は、三井住友カードとの提携も発表しています。
三井住友カードと連携することで、クレジットカードで投資信託の購入ができるようになります。
クレカ経由で購入した投資信託については、購入金額の0.5%のVポイントが付与されます。(Vポイントは三井住友カードが展開するポイントサービスです)
楽天証券
- サービス名
- ハッピープログラム
- ポイント付与率
- 年率0.048%(残高10万円ごとに毎月4ポイント)
- 対象商品
- 楽天証券が取り扱う全商品
- 付与されるポイント
- 楽天ポイント
◆補足
当サービスを受けるには、事前にハッピープログラム(無料)への登録が必要です。
また、毎月500円以上の積立を設定するだけで、楽天が手掛ける「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」のポイント付与率が+1倍となります。
松井証券
- サービス名
- 毎月現金還元サービス
- ポイント付与率
- 最大年率0.7%
- 対象商品
- 松井証券が受け取る信託報酬が0.3%を超える投資信託が対象
- 付与されるポイント
- 現金にて還元
◆補足
投資信託の保有を継続するだけで、毎月、現金還元が受けられるのは松井証券だけです。
他社で購入・保有している投資信託でも、松井証券に移管することで本プログラムの対象とすることができます。
ただし、現金還元が受けられる商品は一部(松井証券が受け取る信託報酬、つまり利益が0.3%を超える商品のみ)なので、低コストなインデックスファンドなどは対象外です。
auカブコム証券
- サービス名
- auカブコム証券の資産形成プログラム
- ポイント付与率
- 年率0.05%~0.24%(投資信託の保有残高によって異なる)
- 対象商品
- auカブコム証券が受け取る信託報酬が0.24%を超える投資信託が対象
- 付与されるポイント
- Pontaポイント
◆補足
本プログラムを利用するには、au IDの登録(無料)が必要です。
auカブコム証券の受け取る信託報酬(つまり利益)が0.24%未満(税込)の商品は対象外です。
マネックス証券
- サービス名
- 投信ポイントプログラム
- ポイント付与率
- 最大年率0.08%(投資信託の商品によって異なる)
- 対象商品
- 一部対象外の商品あり
- 付与されるポイント
- マネックスポイント
◆補足
ほぼすべての商品が対象ですが、一部の商品ではポイント付与率が下がったり、対象外の場合があります。
貯めたマネックスポイントは、株式手数料に充当できるほか、他社ポイントサービスと交換したり、Amazonギフト券と交換可能です。
総合的に見てポイント付与率が高いと感じるのは、やはりSBI証券です。

最後まで読んでいただきありがとうございました
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