Kindle Oasisを愛する私が電子書籍の魅力をすべての投資家に伝えます
執筆者:川原裕也
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電子書籍の普及は着実に進んでいます。
以前は「紙の本にこだわりたい」と言う人も多かったのですが、最近は若い方を中心に「電子書籍の方が便利」という意見をよく聞くようになりました。
(今でも紙の本を買う時もありますが)私は初代iPadが発売された時から、基本的に電子書籍派です。これまでに、様々なタブレット端末や電子書籍リーダーを利用してきました。
中でも、昨年に購入した「Kindle Oasis(キンドル オアシス)」は決定的に良い買い物になったと感じています。
Kindle Oasisを購入したことで、読書時間が飛躍的に伸びました。知識の幅が広がったことで、投資活動にも良い影響を与えています。(かのウォーレン・バフェットも、読書量と投資結果は比例すると言っています)
今回は、私が思うKindle Oasisの良いところをまとめます。この記事が、すべての投資家にとって「新しい読書体験と投資結果の向上」につながることを期待しています。
目次
Kindle Oasis 8つの利点
繰り返しとなりますが、Kindle Oasisは私の読書量を飛躍的に向上させてくれました。
読書時間が延びた理由は、Kindle Oasisが持つ様々な機能にあります。
風呂場で読める
Kindle Oasisの最大のメリットは「防水機能」がついていることです。(後述する、新しいKindle Paperwhiteにも防水機能が付いています)
風呂場で湯船につかりながらゆっくりと本が読めるのは、電子書籍リーダーならではの利点だと思います。
iPhone・iPadなどは、最新機種でも「生活防水の範囲」にとどまります。風呂で使う時は専用の防水ケースに入れなくてはなりません。
また、紙の本を風呂場に持ち込むと、本がヨレヨレになってしまいます。
しかし、Kindle Oasisであれば「ケースに入れなくても、そのまま風呂に持っていける」のです。もちろん、本がヨレヨレになることはありません。
- 入浴・半身浴のとき
- 温泉に行く時
- 外出する時
どこにでも持っていけるのので、これまでの退屈な時間が「読書に集中できる時間」に変わります。
Kindle Oasis(または新しいKindle Paperwhite)の防水性能は「IPX8等級」です。
これは、水深2メートルの真水に60分沈めても問題ないレベルの防水性能です。
もちろん、プールやビーチに行った時も、そのままの状態で読書することが可能です。
もし、落下や水没による故障が不安な方は、若干の追加料金を支払うことで、2年間の延長保証をつけることもできます。
目に優しい・暗い場所でも読める
意外と知らない人が多いのですが、Kindleのような「電子書籍専用リーダー」は、目に優しい設計なので、目が疲れません。
例えば、iPhone・iPadといったスマホには、鮮やかなカラーを映し出すために「液晶ディスプレイ」が使われています。
液晶ディスプレイは、裏側から「強力なバックライト」で液晶を照らすことで、画面の文字や写真を表示する仕組みです。(この光が、私たちの目に直接入ってきます)
こうしたバックライトが、私たちの目の疲れの原因になっていることも多いです。また、液晶ディスプレイの光に含まれる「ブルーライト」には、私たちの眠気を妨げる可能性があると指摘されています。
私は十代の頃からパソコンを頻繁に利用していたため、普通の人の何十倍もコンピューターのディスプレイを見続けてきました。
結果、30代になってから目の疲れが気になり、明るいコンピューターの画面の見続けるのがしんどくなってきたのです。
最近はディスプレイの明るさを下げるなどしていますが、これは明るい画面を見続け、その疲労が蓄積された結果だと思っています。
しかし、Kindleには「眼精疲労の原因になる明るい液晶ディスプレイ」も「ブルーライト」も一切ありません。
Kindleの画面には、E-ink社製の電子ペーパーが使われています。
電子ペーパーは液晶ディスプレイと違い、紙と同じように文字を表示します。
液晶ディスプレイは太陽の光などに反射するため、公園のベンチで本を読むのに適していません。しかし、電子ペーパーを使ったKindle Oasisは、太陽光の下でも、はっきりと画面の文字が見えます。
紙の本を読んでいるのと同じ感覚で、何時間でも目に優しい読書を継続できるのです。
Kindleに搭載されている電子ペーパーにはデメリットもあります。
太陽光などの反射がない「明るい場所」では読みやすい一方、バックライトがないので、暗い場所では読みにくくなります。(この点も紙の本と同じです)
しかし、現在のKindle Oasis(または新しいPaperwhite)には、手動でON・OFF可能なライトが付いているので安心です。
普段はライトはオフにしておくことをおすすめします。暗い場所で読書をする時、画面が見にくいと感じたら、必要最小限のライトをオンにしてください。
これで、目の疲れを最小限にしながら、暗い場所でも読書が楽しめます。
また、スマホのような高機能な端末ではないので、画面のページめくりはサクサクではありません。(電子ペーパー独特の動きですが、ストレスはありません)
アプリを追加して機能を拡張することもできないので、スマホやタブレットの代わりにはなりえません。あくまでも「読書専用の端末」として使うのが望ましいです。
一度買った電子書籍は半永久的に保存可能
Kindleでは、Amazon Kindleストアで本を購入する必要があります。例えば、楽天の電子書籍ストアで購入した本を、Kindleで読むことはできません。
しかし、Kindleストアには業界最大規模の電子書籍の取扱があるため、大抵の本はすべてKindleストアで購入可能です。(またAmazon Kindleは洋書の取り扱いにも強みがあります)
Kindleストアで一度購入した電子書籍(コンテンツ)は、半永久的に保存可能です。
購入履歴をAmazonが管理してくれていますので、電子書籍リーダーを買い替えた場合や、他の端末で本を読みたい時も、何度でも再ダウンロードできます。
iPhoneやAndroidでもKindleアプリを提供しています。
コンテンツは一度購入すれば、複数の端末にダウンロードできます。また、「どこまで読んだか?」も同期しますので、端末を替えても続きから読み始めることが可能です。
例えば、自宅ではKindle Oasisで本を読み、電車の中ではiPhoneのKindleアプリを使って、本の続きを読むということができます。
Kindle本体の容量がオーバーした時は、端末内の本のデータを削除して、容量を確保します。
容量に空きができたら、Kindleストアから別の本のデータをダウンロードできるため、容量は事実上無制限です。
端末内のデータを削除しても、購入履歴は残っているので、何度でも再ダウンロードが可能となっています。
外出先でもその場ですぐ本が買える
Kindle OasisとPaperwhiteには、
- Wi-Fiのみ
- Wi-Fi + 無料3G(または4G)
の2つのラインナップが用意されています。
※3G・4Gとは? = 携帯電話の通信回線のことです
もちろん、無料3Gが付いている方が価格は高くなるのですが、私としては無料3G付きの機種を強くおすすめします。
3G(または4G)付きの機種は、いつでもどこでもインターネット通信が可能です。(通信料はAmazonが負担してくれますので完全無料、契約手続きも不要です)
繰り返しますが、電子書籍リーダーはスマホのような高性能端末ではありませんので、できることは限られます。
しかし、無料3G・4Gが付いていると、どこでも
- 本の購入・ダウンロード
- Wikipediaで意味を調べる(1タップ)
- 気になった部分をSNSシェア・メール転送
- 簡単なWEBブラウジング
といったことができるようになります。
例えば、友人・知人と話をしていて「おすすめされた本」をその場ですぐに買うこともできますし、会社の帰りに電車の社内広告で気になった本をその場で購入し、すぐに読み始めることも可能です。
「読みたい」と思った時にすぐ購入・読み始められるのが、3G付きKindleの良いところです。
また、読書中にわからない用語や読めない漢字が出てきた時は、その部分を指でなぞるだけですぐ「Wikipediaや漢字辞典」が表示されます。
こうした読書体験は電子書籍ならではであり、紙の本では実現できなかったことです。
本を読んでいる最中に気になった箇所があれば、その部分を引用してSNSに投稿したり、自分あて(または友人あて)にメール送信できます。
自分へのメール送信機能は、簡単なメモとしても使えます。
気になった部分は指でなぞるだけで「ハイライト(本に線を引く)」することもできますが、メールで送っておくことで、後からその一文について、深く考えるきっかけが作れます。
3G・4G付きのKindleは価格が大きく上がるので、買うのを躊躇してしまいがちです。しかし、使ってみた感想として私は「3G回線付きの方が絶対に良い」と思いました。
電子の持ちが良く、軽い
電子書籍リーダーの画面に採用されている「電子ペーパー」は省電力です。
よって、Kindle Oasisも電池の持ちがすこぶる良いです。本を読まずに放置しておいた場合で、1ヶ月以上バッテリーが持ちます。
1日あたり数時間の読書をする方なら、2週間に1度くらいのペースで充電が必要です。
温泉などで国内旅行に行く時はもちろん、1週間の海外旅行に行く程度なら、充電器は不要です。
特に、Kindle Oasis(と新しいKindle Paperwhite)は温泉でも防水カバー不要でそのまま使えますから、「読書し始めるまでのストレス」がありません。
重さも気になりませんので、女性の方でも片手だけで操作できます。
Kindle Oasisには、タッチやスワイプによるページめくりの他に、物理的な「ページめくりボタン」が付いています。(結構便利です)
私は以前、物理ボタンのないKindle Paperwhiteを使っていましたが、こちらも特にストレスなく片手操作ができました。
Kindle Paperwhiteの方が物理ボタンがない分、サイズが小さいのでスーツのポケットなどにも入れやすいと思います。
紙の本も買っています
私の場合、今では新しく購入する本の8割くらいが電子書籍です。
電子書籍の方が、ハイライト機能で線を引いた部分の管理が楽なので、後々サイトの記事などで引用するときにも便利です。
そして何より、電子書籍には何冊買っても「部屋のスペースを一切とらない」というメリットがあります。
紙の本を100冊買うと、本棚のスペースを確保するのが大変ですが、電子書籍リーダーなら1つの端末に実質無制限の書籍を保存しておけます。(端末内の容量が一杯になっても、何度でも再ダウンロードできるため)
とはいえ、今でも紙の本を買うこともあります。
私が現在、紙の本を買うシーンには以下のようなものがあります。
- 電子書籍の取り扱いがない本を買う時
- 中古の本を買う時
- 本屋さんで手にとって欲しいと思った時
- 紙の本としてコレクションしたい時
4.の「紙の本としてコレクションしたい時」は、たいてい同じ本を2回読む場合です。
電子書籍で読んで、とても良かった本を読み返すタイミングで、紙の本を購入することが多いです。
Kindle OasisとPaperwhiteの違い
現在、電子書籍リーダーのKindleには大きく3つの機種があります。
- Kindle
- Kindle Paperwhite
- Kindle Oasis
以前は防水機能を搭載しているのは「Kindle Oasis」のみだったのですが、最近のリニューアルに伴い「Kindle Paperwhite(キンドル ペーパーホワイト)」にも防水機能が付きました。
機種名は同じでも、Kindleは定期的にグレードアップしています。
通常の「Kindle(キンドル)」は低価格なのが魅力です。しかし、内蔵ライトや3G・4G回線が付いていないため、おすすめできません。(私がKindleのここが良い!と思っている機能が省かれてしまっている)
よって、もし今から電子書籍リーダーを選ぶのであれば「Kindle Oasis」または「Kinele Paperwhite」のどちらかが良いと思います。
私自身、今のKindleは2台目です。
以前、Kindleや他の電子書籍リーダーを購入して使わなくなってしまった方でも、3G・4G回線やライトの付いている「新しいKindle」を書い直す価値は十分あると思います。
両者の比較は以下の通りです。(2018年12月時点)
項目 | Kindle Paperwhite |
Kindle Oasis |
---|---|---|
内蔵ライト | 5段階の明るさ | 12段階の明るさ |
物理ボタン | なし | あり |
防水機能 | あり | あり |
3G・4G(モバイル回線) | 4G(速い) | 3G(普通) |
画面サイズ | 6インチ | 7インチ |
容量 | 8GB or 32GB | 8GB or 32GB |
価格 | 普通 | 高い |
価格は、ストレージ容量や3G・4Gの有無、そして画面ロック時の広告の有無によって変わります。
フルスペック(32GBストレージ・3G(または4G)回線付き・広告なし)のモデルで、
- Kindle Paperwhite:22,980円
- Kindle Oasis:40,980円
となっています。(いずれも2018年12月時点の情報。最新機種のスペックや価格はAmazon.co.jpにてご確認ください)
「ディスプレイサイズが少し小さい」、「物理ボタンがない」といったデメリットはありますが、価格差を考えると、今から選ぶなら「Kindle Paperwhite」の方が良いかもしれません。
重量も若干ではありますが、Paperwhiteの方が軽いです。
ストレージ容量は多いほうが良い?
Kindle OasisとPaperwhiteでは、ストレージ容量を
- 8GB
- 32GB
の2つから選べます。
ストレージ容量は多いに越したことはありませんが、前述のように、Kindleでは一度買ったコンテンツは何度でも再ダウンロード可能です。
容量が一杯になったら、不要なコンテンツを端末内から削除して、読みたい本を再ダウンロードしなくてはならない手間はかかりますが、それでも問題がなければ、価格優先の8GBモデルでも良いと思います。
なお、Amazonでは8GBと32GBの目安を以下のように説明しています。
- 8GB:マンガ約130冊・書籍数千冊
- 32GB:マンガ約650冊・書籍数千冊
電子書籍において、「マンガ」はとても容量を必要とするコンテンツです。
つまり、マンガをほとんど読まない人であれば、8GBモデルを選んでも特に問題はないということです。
ビジネスや投資といった「文字中心の本」を読むことが多い方は、8GBモデルで十分だと思います。
ただし、私が強くおすすめする「3G・4G搭載モデル」は強制的に、容量32GB・広告なしモデル(フルスペック)となっています。
価格は割高になりますが、3G・4G搭載モデルはとても便利ですので、携帯回線の付いたモデルの選択をおすすめします。
3G・4Gありを選ぶべきか?
Kindle OasisとPaperwhiteには、「Wi-Fiモデル」と、「Wi-Fi+3G(または4G)モデル」があります。
Wi-Fiモデルは、Wi-Fi環境がある場所でなければ本の購入やダウンロード、Wikipediaによる用語の検索ができません。
一方、3Gまたは4G付きなら、どこでも自由にインターネット通信ができます。通信料は購入価格に含まれていますので完全無料です。(別途、回線の契約なども一切不要です)
3G回線よりも4G回線の方が速いです。
Kindle Oasisは3G、新しいKindle Paperwhiteには4G回線が採用されています。
私は3GのOasisを使っていますが、速度面でストレスを感じたことはありません。(本のダウンロードもすぐに終わります)
これに関する答えは絶対に「あり」を選んだ方がよいです。
理由は上記で述べた通りです。
3G・4G回線が付いていることで、読みたいと思った時にすぐ本を買って、その場で読み始めることができるというのは、想像以上に大きなメリットです。
また、Kindleストアではサンプルの「立ち読み」もできますので、気になった本を試しにチェックする時にも適しています。
広告の有無
広告に関しては人によって意見が分かれると思います。
私自身は「広告なしモデル」しか買ったことがありませんので、「広告ありモデル」がどのような内容なのかは不明です。
広告はロック画面やライブラリ下部に表示され、読書中には一切表示されません。
Amazonの説明を要約すると、広告ありモデルの場合、ロック画面に広告が表示されるようです。
- ロック画面・ライブラリ下部に広告を表示。読書中に広告は一切表示されない
- Kindle月替わりセール、キャンペーン情報、パーソナライズされたおすすめ商品を表示
読書中に広告が表示されないなら、価格の安い「広告ありモデル」でも良さそうです。
しかし、「広告ありモデル」のKindleには「パーソナライズされたおすすめ商品」が表示されるというのが少し気になります。
少し極端な例ですが、アダルトではなくても、少しエッチな要素を含むマンガを熱心に読んでいるとします。
もしそれがパーソナライズされ、ロック中に関連書籍の広告が表示されたとするとどうでしょうか。
家族に見られると変な疑いをかけられてしまうかもしれませんし、カフェや会社でもKindle端末を放置しにくくなってしまいますよね。
こうした理由から、私としては「広告なしモデル」をおすすめします。(パーソナライズ広告を非表示にできるなどがあれば教えてください)
管理人の感想
- 目が疲れない
- いつでも欲しい本がすぐに読める
- 風呂や温泉でも読める
この3点が、私がKindle Oasisを買ってよかったと思う最大の理由です。
冒頭でも述べましたが、上記3つの利点によって、私の読書時間は大きく伸びましたし、気になっていた目の疲れもかなりマシになりました。(Kindleで本を読む時間が増えた分、スマホを触る時間が減ったこともあります)
iPhoneやiPadでも、無料のKindleアプリをインストールすれば電子書籍は読めます。
しかし、目の疲れや風呂場への持ち込み、また1週間程度の旅行なら充電器が不要という手軽さはいずれも、スマホでは実現できないKindleならではの強みです。
こうした強みが、読書好きの私にとってはピタッとハマり、電子書籍の専用リーダーを未だに愛用し続けている理由なのだと思います。
Kindle Oasis、そして新しくなったKindle Paperwhiteは、価格以上に価値のある、良い商品であることを、私が自信をもっておすすめします。
株式投資や資産運用の初心者におすすめしたい入門書は、次の記事にまとめています。あわせてご覧ください。
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最後まで読んでいただきありがとうございました
こちらの記事にコメントが投稿されました
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