ワンタップバイの手数料の定額プランは最強?株式・ETFが取引し放題

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ワンタップバイ 定額プラン

「スマホ証券」として知られるOne Tap BUY(ワンタップバイ)が、手数料の定額プランをスタートしました。

ワンタップバイが取り扱っている

  • 国内株式:30銘柄
  • 米国株式:30銘柄
  • ETF:6銘柄

合計66銘柄が、1ヶ月あたり980円+税の手数料で、何度でも取引できるようになります。(もちろん、スプレッドもありません)

デイトレードやスイングトレードなど、短期売買を積極的に行いたい人にとって、ワンタップバイの定額プランは特にメリットが大きいです。

また、今後は小口投資家だけでなく、大口投資家もワンタップバイを通じた取引が視野に入ってくると思います。なぜなら、取引口数が増えても手数料は980円+税を超えることはないからです。

ワンタップバイは、国内株式・米国株式・ETFが1,000円から売買でき、少額で投資をしたい方から高い評価を得ている証券会社です。

注文方法もユニークで、スマホからワンタップ(実際は3タップ)でサクサク購入することができます。

この記事では、そのからくりやメリット・デメリットに迫ってみたいと思います。

One Tap BUY(ワンタップバイ)の定額プランとは

計算

ワンタップバイには「スプレッド」が存在し、これが事実上の株式取引手数料となっていました。

  • 取引所の開場時間帯:0.5%
  • 取引所の閉場時間帯:0.7%

スプレッドの存在によって、実質的な手数料は「往復の取引金額の1%~1.4%」になります。

つまり、1,000円という少額からサクサク取引できるという手軽さの反面、取引量が増えたり、大口の投資家になるほど、手数料は高くなってしまうのです。

上記の料金プランは、ワンタップバイでは引き続き「都度プラン」として残ります。

一方、新料金プランである「定額プラン」は、月額980円+税を支払うことで、このスプレッドが廃止されます。

ただし、定額プランでも下記の手数料は必要です。

▼ワンタップバイの定額プランでも必要なコスト

  • 米国株購入時は、為替手数料として35銭
  • 入出金手数料

入出金手数料は、入金・出金時に100円+税程度の手数料がかかるだけなので、気になりません。

しかし、米国株に投資する時に必要な「35銭の為替手数料」には注意が必要です。

なお、定額プランの対象は「国内株式・米国株式・国内外のETF」合計66銘柄となりますが、為替手数料が発生するのは「米国株式・海外ETF」を取引した場合のみとなります。

国内株式の取引では、為替手数料はかかりません、完全な定額制となります。

「都度プラン」と「定額プラン」は1ヶ月単位で変更することが可能です。

また、月額手数料(980円+税)は毎月25日にワンタップバイの証券口座から自動引落されます。

定額プランは本当に安いのか

ワンタップバイの定額プランは本当に安いのか、コスト分析を行ってみました。

▼国内株式を1回あたり1,000円で取引した場合

手数料プラン 50往復 / 月 100往復 / 月 500往復 / 月
ワンタップバイ
(定額)
980円 980円 980円
ワンタップバイ
(都度)
500円 1,000円 5,000円

※都度プランは片道0.5%(往復1%)の手数料と仮定
※税抜き

上記のとおり、月間の取引回数が多くなるほど「定額プラン」が有利になります。

また、1ヶ月の取引回数が50往復程度であっても、1回あたりの取引が2,000円以上の方であれば、定額制が有利になります。

1回あたりの取引が1万円以上の方だと、月間10往復以上で定額プランの方が有利になります。

このように、取引回数だけでなく「1回あたりの取引金額が大きい人にとっても定額プランは有利」になることが、大きな特徴です。

定額プランがおすすめの人
  • 1ヶ月の取引回数が多い人
  • 1回あたりの注文金額が高い人

米国株式・海外ETFを取引する場合は、為替手数料として別途35銭がかかります。

35銭の為替手数料は、1,000円あたり3.5円です。(1ドル=100円の場合)

よって、取引回数が月間50往復の場合で350円の上乗せとなります。

積極的に売買しても、定額プランならかなりコストを抑えた取引ができることがわかります。

One Tap Buy 公式サイトはこちら

なぜ株式取引手数料の定額制が実現できるのか

円グラフ

ワンタップバイが株式取引手数料の「定額プラン」を導入できたのは、独自の「からくり」があるからです。

上記の図で示した通り、ワンタップバイは証券取引所から仕入れた株式を「小分けにして顧客に再販する」というビジネスモデルを展開しています。

この仕組みによって、顧客は1,000円という少額の単位で国内・米国の株式を購入できるのです。

逆に、この仕組みのデメリットは、「多くの銘柄を扱えない」ことにあります。

ワンタップバイのデメリットをあげるとすれば、取引できる銘柄が限定されていることにあるでしょう。

しかし、ワンタップバイは国内・海外でも特に人気の高い銘柄を厳選して取り扱っているため、この点をデメリットだと感じている投資家は少ないようです。

通常の証券会社は、1注文ごとに取引所に取次をしなければなりません。

取引所への取次には「場口銭」という手数料を支払う必要があるので、証券会社は顧客から手数料を徴収せざるを得ません。

しかし、ワンタップバイの場合は「ワンタップバイ内部で取引が完結する仕組み」が出来上がっているので、顧客が何度取引をしても「定額制」という価格破壊が実現できるのです。

ワンタップバイが取り扱う銘柄の中には、

国内株式
任天堂、トヨタ自動車、楽天、ソニー、Yahoo!、パナソニック、ホンダなど
米国株式
フェイスブック、コカコーラ、アップル、ディズニー、ナイキ、アマゾン、スターバックスなど
国内ETF
日経225、レバレッジ、インバース
米国ETF
S&P500、ブル、ベア

などがあります。

取引銘柄が限定されていることに不満を感じないのであれば、ワンタップバイの定額プランは非常におすすめです。

手数料を無料化する証券会社も存在するが

コストが低い

ワンタップバイがこのような新料金プランをスタートした背景には、証券業界での手数料引き下げ競争があります。

ここ最近、一部の証券会社で「取引手数料0円」や「定額プラン」を始める証券会社が登場しています。

SBIプライム証券
預かり資産1,000万円以上の人だけが利用できる。取引手数料の無料化は、その中でも最高位となる「プラチナ」ランクになる必要があるため、ハードルは相当高い。
岩井コスモ証券
手数料の前払いという考え方。月間50回まで1万円、月間100回まで2万円の定額制。ワンタップバイと比べてかなり高めの料金設定。
STREAM
有利な価格で約定した場合のみ手数料がかかる成果報酬型。有利な価格で約定しなければ取引手数料は無料。ただし、1,000円などの少額からの取引はできない。

業界大手のSBIプライム証券で、手数料を無料化するためには、「プラチナ」ランクへの昇格(おそらく数億円規模の資産が条件)が必要です。

ベンチャー企業「スマートプラス」が運営する「STREAM(ストリーム)」は、小口取引に対応していないため、任天堂などの価格が高い株を買う場合は、最低でも300万円以上の資金が必要です。

また、SBIプライム証券も、STREAMも米国株式の「手数料無料や定額制」には対応していません。

他社と比較してみると、それぞれ取引手数料に特徴があり、「この証券会社が最もお得」とは一概には言えない状況となっています。

一方、現時点では

  • 1,000円からの小口取引をする人でも利用できる
  • 米国株式での定額プラン

において、ワンタップバイには優位性があります。

独自路線を突き進むワンタップバイですが、今回の「定額プラン」は使い方によっては、とてもおすすめできるサービスだと感じました。

One Tap Buy 公式サイトはこちら