住信SBIネット銀行プレミアムサービスのメリットは?有料課金し試してみた

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住信SBIネット銀行 プレミアムサービス

SBI証券との相性が良い住信SBIネット銀行は「プレミアムサービス」という有料プランを提供しています。

これまで、銀行の利用は無料が当たり前でしたが、プレミアムサービスの利用には毎月500円+税の課金が必要です。

しかし、そのサービス内容を見てみると、場合によっては月額費用よりも経済的なメリットが大きくなるケースがあることがわかりました。

この記事では、住信SBIネット銀行のプレミアムサービスを詳しく解説するとともに、課金の妥当性についても検証します。

プレミアムサービス 4つのメリット

財布を持つ女性

繰り返しとなりますが、住信SBIネット銀行のプレミアムサービスは月額500円+税(年換算で6,000円+税)の有料サービスです。

プレミアムサービスには大きく4つの特典があります。単純計算すると1つあたり月額125円+税でサービス提供されていると考えられます。

まずは、4つのメリットについて整理していきます。

ウェルスナビ・THEOの手数料を20%還元

投資

住信SBIネット銀行のプレミアムサービスの中でも、大きなメリットとなっているのが「ロボアドバイザーの手数料20%相当をポイント還元」する特典です。

対象となるのは、住信SBIネット銀行が提供する2種類のロボアドバイザーです。

  • ウェルスナビ for 住信SBIネット銀行
  • THEO(テオ)+ 住信SBIネット銀行

THEO(テオ)とウェルスナビは、どちらも業界トップの純資産を集めているロボアドバイザーとして人気があります。

かんたんな初期設定をするだけで、後は資産の買付から運用、リバランスに至るまで、資産運用に必要な一連の動きをすべて、ロボットが対抗してくれます。

そのおまかせ手数料(投資一任運用報酬)として、年率1%+税が必要です。この費用には、為替手数料や取引手数料などがすべて含まれます。

資産運用業界において、手数料が年1%というのは決して安くはありません。

しかし、資産運用を完全にお任せし、自分は運用以外のことに時間と労力を注ぎたいという人にとっては、これほど便利なサービスはないと思います。

住信SBIネット銀行のプレミアムサービスを利用すると、ロボアドバイザーの手数料のうち、20%が「スマプロポイント」で還元されます。

住信SBIネット銀行が展開する「スマプロポイント」は、1ポイント=1円として現金交換できるポイントサービスです。

よって、ロボアドバイザー手数料のポイント還元は、実質的にはキャッシュバックと同じです。

つまり、住信SBIネット銀行のプレミアムサービスに加入することで、実質的な手数料(投資一任運用報酬)が年率0.8%+税となり、他の投資家よりも有利な条件で運用できるようになります。

もちろん、ポイント還元には別途「プレミアムサービスの利用料 500円+税」が必要です。これらのコストも考慮し、運用残高がいくら以上ならお得になるのか検証してみました。

運用資産300万円以上なら確実にお得

ウェルスナビまたはTHEO(テオ)の運用資産が300万円以上の方なら、住信SBIネット銀行のプレミアムサービスで確実にメリットが出せます

▼運用資産300万円の場合

  • 年率1%の手数料:年30,000円
  • プレミアムサービスによる手数料20%還元:年6,000円相当
  • プレミアムサービスの利用手数料:年6,000円

※税抜で計算しています

300万円以上の運用で、毎年得られるポイントがプレミアムサービスの利用料を上回る計算。

もちろん、運用資産が300万円以下でも、後述するその他の特典と組み合わせて、トータルで月額500円+税以上のメリットを見いだせれば、プレミアムサービスの利用価値はあると考えられます。

なお、このサービスはウェルスナビとTHEO(テオ)の直販は対象外です。

住信SBIネット銀行経由の「ウェルスナビ for 住信SBIネット銀行」と「THEO+住信SBIネット銀行」のみが対象となります。

とはいえ、直販とサービス内容は変わりませんので、現在直販でロボアドバイザーを利用している方は、この機会に乗り換えを検討しても良いと思います。

VISAデビット・ミライノカードのポイント還元率がアップ

ミライノカード

プレミアムサービス2つめ、3つめの特典は「VISAデビット」と「ミライノカード」のポイント還元率がアップすることです。

日常生活でカード支払いをしている人にとっては、特にお得度の大きいサービスとなります。

住信SBIネット銀行は大きく分けて2つのカードを提供しています。

  • 住信SBIネット銀行 VISAデビットカード
  • ミライノカード(クレジットカード)

どちらを使ってもポイントが貯まるのですが、両者はスペックが異なります。住信SBIネット銀行 VISAデビットカードとミライノカードの違いは以下の通りです。

住信SBIネット銀行 VISAデビットのスペック
年会費
無料
決済方法
即時決済(使った瞬間に銀行口座から引き落とし)
ポイント還元率
0.6%(スマプロポイント)
審査
なし(15歳から持てます)
特徴
銀行キャッシュカードとの一体型です。住信SBIネット銀行の外貨預金口座を使って、現地通貨での支払いができます。
プレミアムサービスに加入すると
ポイント還元率が0.4%アップ(実質還元率1.0%のカードに)
ミライノカード(JCB)のスペック
年会費
初年度無料(2年目以降は年間10万円以上の利用で無料。条件未達の場合は900円+税の年会費)
決済方法
翌月(締め日の翌月の引き落とし日に一括請求)
ポイント還元率
1.0%(スマプロポイント)(カード請求額からの値引きを選択した場合の還元率は0.5%)
審査
あり(18歳以上が対象。高校生不可)
特徴
Apple Payに対応。カード利用額に応じてスマプロランクが最大2ランクアップ。カードローンの借入利率を年0.1%引き下げ。
プレミアムサービスに加入すると
ポイント還元率が0.4%アップ(実質還元率1.4%のカードに)

※プレミアムサービスの特典は、ミライノカード「JCBブランド」のみが対象です。

ミライノカード(JCB)は、2年目以降に年会費がかかる可能性がある(無料条件あり)ことや、入会にあたって与信審査があるため、ハードルはやや高いです。

しかしその分、VISAデビットよりもポイント還元率が高いので、住信SBIネット銀行のプレミアムサービス加入後の還元率は1.4%になります。

なお、繰り返しとなりますが「スマプロポイント」は1ポイント=1円として、現金交換ができるポイントサービスです。

ミライノカードと住信SBIネット銀行のプレミアムサービスを活用することで、実質的にはあらゆる買い物が1.4%割引になるということです。

対して、VISAデビットカードは、年会費永年無料で使えることや、入会審査がなく未成年の方でも申し込めるという点で優れています。

また、住信SBIネット銀行のキャッシュカードと一体型なので、財布の中身もスッキリする、利便性の高いカードです。

還元率は0.6%とミライノカードに劣りますが、プレミアムサービスへの加入で総還元率は1.0%まで向上します。

月12万5,000円の利用でお得に

月額500円+税のプレミアムサービスの費用を、0.4%の上乗せ還元率でまかなうためには、どれくらのカード利用が必要か計算してみました。

税抜きでの試算となりますが、毎月125,000円以上のカード支払いがある人は、プレミアムサービスへの加入が確実にお得です。

125,000円のカード利用に対して、プレミアムサービスの上乗せポイント還元率0.4%を掛けると、500ポイントになります。

年換算すると150万円のカード利用が必要なので、少しハードルが高いと感じる人もいるかもしれません。

しかし、前述のロボアドバイザーの手数料20%還元と組み合わせると、プレミアムサービスの月額費用をカバーできる人も多いかと思います。

VISAデビットとミライノカードの違いは、私の会社が運営しているクレジットカードのサイトでも詳しく言及しています。

日経DeepOceanの利用

日経DeepOcean

個人的には、投資家にとって住信SBIネット銀行のプレミアムサービスを利用する大きな目玉になるのが「日経DeepOcean(日経ディープオーシャン)」の利用だと思っています。

日経ディープオーシャンとは、日本経済新聞社が開発した、人工知能(AI)を使った情報提供サービスです。

「優秀な秘書/参謀」をコンセプトにし、自然言語で質問した内容に回答してくれたりするようです。

日経DeepOcean 公式サイトはこちら

私も気になったので、日経DeepOceanがどのようなものか試してみました。

住信SBIネット銀行 プレミアムサービスを試してみました

プレミアムサービス画面

住信SBIネット銀行のプレミアムサービスは「初月無料」でお試しできます。

入会方法は、住信SBIネット銀行にログイン後、プレミアムサービスのページに移動し、申し込むだけです。

1分程度ですぐに入会できます。

私も早速、住信SBIネット銀行のプレミアムサービスに入会し、どのような内容か試してみました。

ロボアドバイザーの手数料還元やカード利用のポイント還元率アップは試さなくてもわかると思いますが、日経DeepOceanがどのような内容なのか気になったからです。

しかし、実際に利用してみると現時点では「日経DeepOceanはただのニュース配信サービスに過ぎなかった」です。。。

現在の日経DeepOceanでは、SNSから話題となっているキーワードを抽出し、関連ニュースをピックアップするという内容です。
日経DeepOceanの画面

自然言語で質問ができ、的確なニュースの提案やデータの抽出ができれば最高なのですが、今のところ、住信SBIネット銀行のプレミアムサービスにはそのような機能は搭載されていません。

今後の改良に期待ですね。

プレミアムサービスの解約は簡単

住信SBIネット銀行のプレミアムサービスは、いつでもすぐに解約できます。

試してみて、もし利用価値がないと思った場合は、簡単な手続きで解約可能です。

住信SBIネット銀行 プレミアムサービスの解約方法

解約方法は2通りあります。

  1. プレミアムサービスのページ下部にある「解約」リンクから
  2. マイページ > 口座情報 > お客様情報照会・変更から

解約にわずらわしさはないので、新サービスが追加された時も気軽に試せるのが良いと感じました。

ロボアドバイザーとカード利用を組み合わせて得するには?

グラフ

住信SBIネット銀行のプレミアムサービスを利用する多くの方が、

  • ロボアドバイザー手数料の20%還元
  • カード利用額に対するポイント還元率のアップ

を組み合わせて、プレミアムサービスの月額費用である500円+税を上回るメリットを狙っていると思います。

下記の表は、ロボアドバイザーの運用資産残高と、カードの月額利用料を組み合わせて、プレミアムサービスの月額費用を回収できるかどうかをまとめたものです。

例えば、カード利用額が少ない人でも、ロボアドバイザーの運用資産が大きければ、プレミアムサービスの加入メリットがあるかもしれませんし、もちろんその逆のパターンもあります。

住信SBIネット銀行 プレミアムサービス 損得表

上記の表は、ロボアドバイザーとカード支払いを組み合わせた場合、住信SBIネット銀行のプレミアムサービス利用料500円(税抜きで計算しています)を支払ってもメリットがあるかどうかをまとめた表です。

ロボアドバイザーの運用資産が300万円を超えるか、デビットカード(またはクレジットカード)月間利用額が12.5万円以上になると、損益分岐点を超えてきます。

両者の組み合わせの場合、例えば、ロボアドバイザーの運用資産が200万円なら、カード利用額が6万でも、毎月73円のメリット(年間876円)が出ます

自分の条件で加入メリットがあるかどうかを確認する計算式は以下の通りです。(エクセルなどを使って計算してみてください)

下記の公式にあてはめて、プラスになれば加入したほうがお得です。

月間のカード利用額 ✕ 0.004 + ロボアド運用残高 ✕ 0.002 ÷ 12 - 500計算結果が0以上なら加入メリットあり

住信SBIネット銀行 プレミアムサービスはこちら

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最後まで読んでいただきありがとうございました

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